ベッテル、ロズベルグに謝罪も「1コーナーで行き過ぎてない」
ベッテルは、鈴鹿でペナルティを受けることになって驚いていると言い、アグレッシブすぎるという評価を否定した。







先週行われたマレーシアGPで、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はターン1でニコ・ロズベルグ(メルセデス)と接触。それによってロズベルグはスピンを喫し、さらにマックス・フェルスタッペンはそれを避けるためにポジションをいくつか落としてしまった。
そのフェルスタッペンもベッテルと接触し、ベッテルの動きを「ばかげている」「クレイジーだ」と話していた。
ベッテルは今週末の日本GPで、3グリッド降格ペナルティを受けることが決まっている。
木曜日、メディアの前で話をしたベッテルは、自身のドライビングがアグレッシブすぎると見なされたことに驚いていると認めた。
「そのように見られていたと聞いて本当に驚いた」とベッテルは話した。
「スタートで多くのマシンにぶつかったと思う。ターン1で僕のレースは終わってしまった。でも多くの場合、処罰はされてこなかった」
「時にはそうならないこともあるし、先週はうまくいかなかったんだろう」
フェラーリの弱点を補うために行きすぎたドライビングをしたのではないかと聞かれたベッテルは、こう答えた。
「そんなことはない。そう聞かれることはわかってた。何が起きたのかは先週すでに説明したし、これ以上分析することはないと思う」
「できる限りマシンから多くのものを引き出そうとしないといけない。やりすぎたと思うことも時にはあるけど、常にベストを尽くそうとするべきだし、プッシュし過ぎないといけないこともある。これが普通だし、人間というのもだ。十分にプッシュできないこともあるけど、でもその中で良いものを見つけていかないといけない」
この件でロズベルグに謝罪するために電話をかけたというベッテルは、メルセデスとの接触さえなければ、問題なくコーナーに入れたと主張する。
「僕はイン側に入って、マックスとサイドバイサイドになった」と彼は説明した。
「コーナーの出口で、僕ら2台はかなり遅れたんだと思う。でも僕はコーナーを曲がれたと思うし、問題なかった」
「クレイジーにまっすぐ走ったわけじゃない。もちろんかなりリスクはとったけど、得られるものはなかった」
「ニコはどうにもできなかったから、彼にとっては本当に良くないことだったと思う。あの後彼に電話して、僕の意見を説明した。こういうことも起こるときもある」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 日本GP |
ロケーション | 鈴鹿サーキット |
ドライバー | セバスチャン ベッテル |
チーム | フェラーリ |
執筆者 | Pablo Elizalde |