ベッテル、原因不明の失速に愕然「ライバルと同じ速さがなかった」

予選7番手に終わったベッテルは、フェラーリには十分な速さがなく、またその理由も不明だと語った。

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、予選では他チームのマシンと同じようなペースを発揮することができず、現時点ではその原因もわからないと話した。

 タイトル争いのライバルであるルイス・ハミルトン(メルセデス)に7ポイント差をつけて、フェラーリのホームレースであるイタリアGPを迎えたベッテル。メルセデスのペースを見て途方に暮れたと言うが、予選Q1とQ2ではインターミディエイトタイヤを履いて上位タイムを計測していた。

 Q3が始まる前にはわずかに雨が強まり、ベッテルにとって状況は悪い方向へ向かってしまった。最終的には、ポールポジションを獲得したハミルトンから約2.5秒遅れた8番手で予選を終えた。

 2番手と3番手につけたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とダニエル・リカルド(レッドブル)はグリッド降格ペナルティを受けるため、ベッテルは6番手からレースをスタートすることになる。なお6番手というのは、今年のベッテルにとって最も後ろのグリッドからのスタートになる。

 チームメイトのキミ・ライコネンはベッテルのひとつ上の7番手であったが、このがっかりなパフォーマンスに驚いたかと尋ねると、ベッテルは以下のように話した。

「そうだね。他のマシンの速さには驚いた。明らかに、僕たちには彼らと同じペースはなかった」

「今の段階では、なぜこうなったのかはわからない。たくさんのことを調べて、理解しないといけない。今日は大切な日だったのにね。いくつかのものが機能していなくて、物事が良い方向には向かわなかった」

「今日は十分な速さがなかった。僕たちはふたりとも苦戦していたし、他の人たちと同じことはできなかったと思う」

 しかしベッテルは、セットアップを悩んでいたことでこのようなパフォーマンスになったとは考えていない。他のチームはウエットコンディション用のセットアップをしたおかげで優れたパフォーマンスを発揮することができたのではないか、という憶測を退けた。

「可能な限り速く走ることができるようにマシンセットアップをした。典型的なウエットのセットアップというのはもはや存在しない。今日、ウエットに備えたセットアップをした人がいるのかどうか疑っている」

 また予選ではなぜあれほど引き離されたのかと尋ねると、ベッテルはわからないと答えた。

「全ラップ、ほとんど同じようなものだった。コンディションは良くならなかったと思うし、毎ラップ大体同じようなことをしていた」

 一方チームメイトのライコネンは、次のように話した。

「僕たちには十分な速さがなかった。もう1台のマシンのことはわからないけど、僕はグリップに苦労していた」

「タイヤを機能させることもできなかった。何をしても、とても滑りやすかった。特に低ダウンフォース仕様なので、タイヤに十分な力をかけることもできなくて、これが果てしなく続くのかと思った」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 イタリアGP
サーキット Autodromo Nazionale Monza
ドライバー キミ ライコネン , セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース