ベッテル、最終戦の初日に満足も「チームはすでに来季を見据えている」

セバスチャン・ベッテルは、フェラーリはすでに2017年シーズンの最終戦よりも、来季に集中していると認めた。

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは今季、メルセデスのルイス・ハミルトンとチャンピオンを争ったが、シンガポールから日本GPまでの3戦で満足にポイントを獲得することができなかった。

 最終的に、ハミルトンがメキシコGPでチャンピオンを獲得。ベッテルは前戦ブラジルGPで8戦ぶり、夏休み以降では初となる優勝を飾った。

 アブダビGPの初日、フェラーリは来シーズンに向けて何かを試していたかどうか聞くと、ベッテルは次のように答えた。

「僕たちは常にマシンを改善しようとしていて、特に来年に向けて何かをしていたわけではない。だけど、ここ2週間試していたことのすべては、来年に繋がる」

「僕たちはすでに、来年のことを考えている。言うまでもなく、最終戦を上位で終えることは重要だ。より良い結果が出せれば、より良い雰囲気で終われる」

「ベストを尽くしているけど、頭の中ではみんな来年のマシンのことをすでに考えていると思う」

 ベッテルはフリー走行1回目(FP1)をトップで終え、FP2もトラックレコードを更新したハミルトンから0.149秒差につけている。

「僕はラップにすごく満足している。おそらく最終セクターでもっと改善できるはずだ。全体的には問題無い。最終セクターをまとめることができれば、もう少し良いタイムが出せる」

初日に満足のハミルトン「気力が切れかけている」

 一方のメルセデスは、FP1からバルテリ・ボッタスのマシンに気流の測定装置を取り付け”様々な種類の機械的、および空力テスト”を実施。こちらも着々と2018年に向けた評価作業を続けた。

 アブダビGPの初日を振り返り、満足している様子のハミルトンは、最終戦で優勝を飾ることを熱望しているという。

「本当に長い1年だった」

「永遠に終わらないような気がした。最終戦に向けて気力が切れかけていたけど、今日は良い日だった」

「でもまだ安心してはいけない。今回のレースを勝つためには多くのものを得て、多くのことを成し遂げなければならない」

 2015年、ハミルトンは10月のアメリカGPでタイトルを獲得したが、その後はチームメイトだったニコ・ロズベルグの3連勝を許した。ロズベルグは翌2016年シーズンも勢いそのままに開幕4連勝を決め、チャンピオンを獲得している。

 ハミルトンは前戦ブラジルGPの際に、その繰り返しは避けたいと語っており、アブダビで良い結果を出してシーズンを終えることの重要性を再度強調した。

「最終的に力強い形でシーズンを終えることで、翌シーズンもその勢いを保つことが簡単になる。だから、それが本当の目標だ」

「僕たちはチームとしてとても一生懸命取り組んでいるから、力強いレースでシーズンを終えるのに相応しい」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 第20戦アブダビGP
サーキット ヤス・マリーナ・サーキット
ドライバー セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース