ホンダの元コンサルタント、ジル・シモンがFIA技術部門ディレクターに

今シーズン開幕前まで、ホンダのエンジンコンサルタントを務めていたジル・シモンが、FIAのテクニカル・ディレクターに就任したようだ。

 ジル・シモンは以前ルノーやプジョーで活躍し、フェラーリのエンジン部門を率いていたエンジンスペシャリストだ。彼はフェラーリを離れた後、2010年にFIAのテクニカル・パワートレイン・ディレクターとなった。

 2011年には、F1エンジン開発を手がける企業として設立されたP.U.R.E.に携わった。しかし、このプロジェクトは資金調達に問題が生じたため、シモンは2015年のF1復帰に向けて準備していたホンダにコンサルタントとして加わっていた。

 彼は、苦しい復帰初年度を送っていたホンダが大きな進歩を遂げるのに貢献したが、2017年用のパワーユニットにトラブルが続発すると、ホンダと彼の関係に亀裂が生じた。

 コンセプトを一新した今年のパワーユニットが期待していたような前進を果たすことができず、その困難に立ち向かう上で両者に方向性の違いが生まれたため、シモンは2017年最初のオフシーズンテスト後にホンダを離れていた。

 彼がプロジェクトを離れたことで、マクラーレンはエンジンの状況についてさらに不満を募らせることになったという。なぜなら、マクラーレンはホンダが進歩するためには、シモンのような社外のコンサルタントが必要だと考えていたからだ。

 F1から離れて6カ月後、シモンはFIAのテクニカル・ディレクターに任命された。

 彼は、FIAが統括する全選手権の発展を手助けし、新しい技術的な手法がそれぞれの選手権に、FIAが望むような影響を与えるかどうか、評価する仕事に携わることになる。

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース