ホンダ山本部長、モンツァ入り。マクラーレンとの協議も大詰めか

ホンダのモータースポーツ部の山本部長がモンツァを訪れ、マクラーレンと協議を行うとされている。

 ホンダのモータースポーツ部の山本雅史部長は、イタリアGPの土曜日にモンツァを訪問するとされており、そこでマクラーレンと来年以降のパートナーシップについて話し合いが行われるようだ。

 今シーズン限りでマクラーレンとホンダが決別するのではないかという噂が流れており、金曜日には今後の方向性について日本で長時間に渡る会議を行っていたとされている。

 当然ホンダ側はマクラーレンとの不和も認識しており、マクラーレンとの関係を継続したいという立場を取り続けるのか、トロロッソと新たに契約を結ぶのか、それとも完全にF1から撤退するのかどうかを決める必要がある。

 ホンダに近い複数の情報源によると、東京で行われた会議では最終的な決断は下されていないという。またこの会議にはマクラーレンの代表者も出席していたとされている。

 しかし山本部長は、モンツァでマクラーレンと非公式な会談を行う予定でおり、そこで決断を出したいと望んでいる。

ルノーは供給先拡大を望まず

 マクラーレンは、来年ルノーのパワーユニット(PU)を使用することを望んでいると考えられているが、それには乗り越えなければならないハードルが残っている。

 ルノーはPUの供給先を増やしたいとは考えておらず、トロロッソがルノー以外のPUを使用する契約を結ぶことができなかった場合、マクラーレンがルノーのPUを使用する可能性は消滅することになる。

 ルノーのPU供給に関して尋ねると、マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンはこう話した。

「私にはわからない。様々な課題があり、私たちにコントロールできるものもあれば、そうでないものもある」

「全てのことが完了したら、私たちは決断を下し、アナウンスを行いたい。我々の前には、切り抜けなければならないいくつもの課題があるのだ」

 またブラウンは、「しかし我々は誰かのことを待っているのではない。それでは決断がその誰かに左右されてしまうことになる。自分たちのことは自分たちで決めるつもりだ」と語った。

 なおルノー・スポール・レーシングの代表であるジェローム・ストール、ルノーF1チームのマネージング・ディレクターであるシリル・アビテブール、スペシャルアドバイザーのアラン・プロストは、金曜日にマクラーレンのモーターホームを訪れていた。

 トロロッソは、ホンダと契約を結べるのかどうかを明らかにする期限を日曜日の午後6時に設けているが、マクラーレンはもう少し長く待つことになるだろうとブラウンは話した。

「それについては聞いていない。しかし全てのチームが同じような時間のプレッシャーを感じていると考えている」

「日曜日の午後6時というのは明確にされているが、我々は今週末に決断を下す必要はない」

ホンダと前進する方法は”ある”

 ホンダとマクラーレンの決別は避けられないという推測もなされている。だがブラウンは、ホンダが利益をもたらすことができるのならば、パートナーシップの継続を除外しないという。

 マクラーレンとホンダが前進する方法はあるのかと尋ねると、彼は「方法はある」と答えた。

「我々はもっと競争力のあるエンジンを必要としており、彼らはそのために作業に取り組んでいる。それゆえ、我々はそれに目を向ける必要があるし、彼らが我々の求めているものを用意できるのかどうかについては、まだ決断をしていない」

「彼らはこれまでとは違ったことをしている。何をしているのかについて私からは話したくないが、みんな知っているだろう。外部のコンサルタントと仕事をしているということを彼らも渋々認めている。これは新しいことだ」

 金曜日、ブラウンはマクラーレンにとっても状況は不透明なままであることを認めていたが、今後数日の間に問題は解決するだろうと自信を持っていた。

「今のところ、100%の確信を持てていない」

「私としては、決断を下し計画を立てたい。我々のすることは全て、それに関係するリスクを負うことになる。だがそれがF1であり、ギャップを埋めるためにはそうしなければならない」

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この記事について
シリーズ F1
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース