ホンダ長谷川氏「今季のパフォーマンスの進歩を誇りに思う」と語る

ホンダのF1プロジェクトから離れることになる長谷川祐介氏は、ホンダが今シーズンに果たした進歩を誇りに思っているようだ。

 ホンダF1プロジェクト総責任者というポジションが廃止されることに伴い、今季限りでF1を離れることになる長谷川祐介氏。彼は、今シーズンにホンダが果たしたパワーユニット(PU)のパフォーマンス向上を誇りに思うと語った。

 ホンダはそれまでの”サイズ・ゼロ”コンセプトをやめ、PUのコンセプトを一新して2017年シーズンに臨むことを決めた。しかしその分、開発に時間がかかってしまい、十分な準備を整えて開幕に臨むことができなかった。

 そのため、マクラーレン・ホンダは一連のエンジントラブルに苦しむことになってしまった。ホンダはマクラーレンとの関係を維持しようと、信頼性を確認する時間をある程度犠牲にして積極的にパフォーマンスのアップデートを投入した。

 マクラーレンは来季からルノー製のPUを搭載することになったものの、アップデートの結果シーズン終盤はポイント圏内でレースを進めることができるようになった。

 2018年からはトロロッソとともに戦っていくことになるホンダは、1月からF1の運営体制を変更し、F1プロジェクト総責任者というポジションを廃止。今年、ホンダのF1プロジェクトを率いていた長谷川氏はF1を離れ、本田技術研究所の首席研究員に就任する。

 F1プロジェクト総責任者を離れることになると発表される前、長谷川氏は「私たちが果たしたパフォーマンスの改善を誇りに思います」とmotorsport.comに語った。

「私たちの競争力が予想を下回ったため、より頻繁にアップデートを投入する必要がありました。そのためには信頼性をチェックする時間を犠牲にしなければなりませんでした」

「私たちは信頼性を確認することができると自信を持っていますが、時間だけが問題でした。信頼性を確認することよりもパフォーマンスの向上を優先しました」

 また長谷川氏は、今シーズンのホンダの信頼性は”受け入れがたい”と認めた。シーズン前半はテストベンチとコース上での相関関係に問題があり、信頼性についての進歩をうまく反映することができなかったのだ。彼は、冬の間そのエリアに注力する必要があると述べた。

「トラックとダイノ(テストベンチ)に問題を抱えたのは非常に良くありませんでした」

「私たちは信頼性について、明確な目標を持っていました。それは1基のエンジンで5つのレースを走りきることでしたが、私たちはそれを達成することができませんでした。それには非常にがっかりしています」

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この記事について
シリーズ F1
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース