ホーナー「ハースが好調なのは、F1にとって良いこと」

そのアプローチには、一部から批判の声が上がっているとはいえ、ハースの衝撃的なデビューは、「F1にとって良いことだ」と、レッドブルのチーム代表、クリスチャン・ホーナーが語っている。

 今年からF1デビューを果たしたハースは、ロマン・グロージャンが2戦連続で高得点を挙げたため、現在コンストラクターズランキング5位と言う好ポジションにつけている。

 ハースは実質的には純粋なコンストラクター(=製造者)ではなく、ここまでの成功は、マシンをフェラーリから購入するに近い形で入手するという、これまでとは異なるアプローチによるものだ。この方法は、全てのチームが承認したものではないが、ホーナーはそれにもかかわらず、F1にとって効果的なのは、このようなアプローチでハースのような強いチームを迎え入れることだと主張する。

「正直に言えば、私は(ハースのアプローチが)悪いことだとは思わない」と、ホーナーはmotorsport.comの取材に対して語っている。「600人のスタッフも雇わず、2億ユーロを使うこともなく、競争力を身につけることを実証しているんだよ」

「幾つかのチームの問題点を見てみると、そこにはF1のDNAに反する議論が含まれている。それは、グリッドの順に縛られるのではなく、グロージャンのようなドライバーにチャンスを与えるような、健康的なレースの姿からは程遠いよ」

 ホーナーは、グロージャンが5位のポジションまで追い上げてくる際、ハースのマシンがレッドブルのマシンをオーバーテイクするシーン(グロージャンは44周目にダニール・クビアトをオーバーテイク)を目撃した。しかし、それは何も驚くべきことではないと、ホーナーは語る。

「彼らは速かった。そして彼らの戦略もとてもうまくいった」とホーナーは語る。

「スーパーソフトタイヤで3スティント+ソフト1スティントという、とても積極的な作戦だった。そして、マシンは実に堅実だ。昨年のフェラーリに似た、とても良いクルマだ」

 ハース・チームの代表ギュンター・シュタイナーは、アプローチについて批判的な意見があることは承知しているが、政治的な圧力がかかることについては心配していないという。

「そもそも、他人を批判する前に、誰もがまずは自分自身見つめ直し、なぜ? どこ?と問いかけなければならない」と、motorsport.comに語る。

「レギュレーションは誰にとっても平等である。我々は、他の人たちができないことは、何もしていません。私は平和だと思っているよ」

「我々が何をしたか、多くの人が知っていて、そして我々を期待していなかった。そして今、彼らは『なんと! これは本当か!』ってなもんだよ。時には、乗り越えねばならぬ物もあるし」

「私は、批判されることを特に心配していない。人は、常に何かしらの批判を受けている。我々は悪いことをして批判されているというより、利益をもたらすために批評されているということだといいね」

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この記事について
シリーズ F1
チーム ハースF1チーム , レッドブル
記事タイプ 速報ニュース
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