ボッタス「シーズン残りの目標は、ランキング4位を確保すること」
バルテリ・ボッタスは最近のウイリアムズの低迷にもかかわらず、フォースインディアより強いはずと考えている。







カナダGP以降、フォースインディアが29ポイント獲得しているのに対し、ウイリアムズはわずか15ポイントの獲得にとどまっている。しかしながらボッタスは、ウイリアムズがフォースインディアに打ち勝つことができると確信している。
「僕は間違いなくそう思うよ。僕たちはフォースインディアより強いチームだと感じてるし、彼らの前にいるべきなんだ」とボッタスは話した。
「確かに、今シーズンの目標はコンストラクターズランキングのトップ3以内だった。しかし、今じゃレッドブル、フェラーリ、メルセデスは少し遠い存在になってしまった。残されたシーズンの中で現実的な目標は、4位を確保することだよ。僕たちはそれをやり遂げようと猛プッシュしているところさ」
同時に、ボッタスは最近のウイリアムズの不調を認めた。
「僕たちの最近のレースはイマイチなものだと思う。マシンは可能性を秘めていると思うんだけど、なかなか結果がついてこないんだ」とボッタスは語った。
「僕たちはパッケージのパワーを100%引き出すのに手こずっている。だから手始めにやるべきことは、出場する全てのレースにおいて様々なタイヤのコンパウンドを試すんだ。それがゴールへの近道だと思う」
「他のチームも同じような状況なのを祈るけど、今年のマシンはもうアップデートがないんだ」
「マシンを何もアップデートできない状態で、今いる場所は非常にトリッキーだ。おそらく、非常に小さいと思えるものが、実はとても重要だったりするんだろう」
「でもまだ僕は積極的な気持ちでいたいし、マシンと相性のいいトラックもたくさんある。まだいいレースができる機会があると思う。本当に大事なことはフォースインディアよりも多くのポイントを獲ることだと思う。僕にとってこれがメインの目標だ」
ボッタスは、タイヤがチームの浮き沈みを決める重要な要素だと強調した。
「チームも僕もよくわかっていることだけど、タイヤから100%を引き出せていない。それはいつも異なる理由だ。時には暖まり過ぎてしまうし、時には冷えすぎてしまう」
「ホッケンハイムでは、タイヤの寿命の計算が現実と全く噛み合ってなかったんだ。僕たちのレースは台無しだったよ。今までもこういうことが積み重なっているんだ」
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | バルテリ ボッタス |
チーム | フォースインディア , ウイリアムズ |
執筆者 | Adam Cooper |