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ボッタス「第1コーナーでブラジルGPでの優勝を"逃す"ことになった」

ボッタスは、スタート直後の1コーナーでベッテルに先行されなければ、レースを支配することができたはずだと考えている。

ボッタス「第1コーナーでブラジルGPでの優勝を"逃す"ことになった」

 バルテリ・ボッタス(メルセデス)は、第1コーナーでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に交わされた理由として良いスタートを切ることができなかったことを認めた。

 ボッタスは今季3度目のポールポジションを獲得し、インテルラゴス・サーキットで初めてのフロントロウからのスタートを切った。しかしその1周目の第1コーナーでベッテルに交わされてしまい、順位を落とした。

 コース上でベッテルを抜けなかったボッタスは、ライバルよりも先にピットインし、タイム差を縮める戦略に出る。いわゆる”アンダーカット”だ。しかしベッテルはすぐ翌周にピットインしてこれを封じる。そして再びボッタスを突き放し、その差を維持したままトップでチェッカーを受けた。

 ボッタスはレース後に取材に応じ、スタートの時に"チャンスを失った"のは明らかだったと語った。

「僕の問題は、スタート時にホイールスピンをしてしまったことだ。クラッチを放すと同時にトラクションが失われてしまった」

「ホイールスピンをしてしまい、さらに逃げ場があまりなかったので、なんとかイン側を守ろうとしていた。しかしミラーを見るとセブ(ベッテルの愛称)はどこにも見えなかった。その時、僕は彼がイン側に来ると予測した。そして確かに彼はそこにいた」

 ボッタスは第1コーナーでオーバーテイクされなければ、ベッテルを抑え続けることができるだけのペースがあったことを認めている。

「僕たちのマシンとペースはかなり似たような感じだった。ペースの違いはあまりなかったと思う」

「ターン1次第で全く異なるレースになったと思うが、それは”タラレバ”の話だ」

 チャンピオンシップで2位の座を狙うボッタスは、最終戦アブダビGPでベッテルよりも22ポイント以上多く獲得しなければならない。そのためにも"いくつかの奇跡"を起こさなければならないことを認めている。

ベッテルの決定的なチャンス

 ベッテルは、フェラーリとメルセデスがレース全体で"ほぼ同じペース"を持っていたため、第1コーナーでボッタスを交わすことがレースにおいて重要だったことを認めた。

 しかし彼はスタート直後、最初のコーナーで首位に立つチャンスを失ってしまったと考えていたという。

「初めは良いスタートを切れたと思う。しかしその後少し欲張りすぎたのか、ホイールスピンをしてしまい、勢いを失ってしまった」

「そして彼(ボッタス)が苦戦しているのが見えた。そこから第1コーナーに向けて勢いをつけ始めた」

「僕はなんとかして前に行く必要があることを理解していた。そこには僅かなタイム差があったけど僕は飛び込んでいった。それが重要だった」

 ベッテルとボッタスは数秒差のままレースしていたが、ベッテルは常に前にあり続けようと全開で走っていたという。

「今週末はメルセデスよりもストレートが遅かった」

「特に第1セクターと第3セクターでは、ミラー彼がすごく近くに見え、厳しい戦いだった。だから毎回第2セクターで差をつけなければならなかったんだ」

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この記事について

シリーズ F1
イベント 第19戦ブラジルGP
ロケーション ホセ・カルロス・パーチェ・サーキット
ドライバー バルテリ ボッタス
チーム メルセデス
執筆者 Scott Mitchell