マクラーレン、デル・テクノロジーズと長期スポンサー契約締結を発表
マクラーレンは、アメリカの多国籍コンピューター会社であるデル・テクノロジーズとスポンサー契約を結んだことを正式に発表した。

マクラーレンは木曜日、アメリカの多国籍コンピューター会社であるデル・テクノロジーズとスポンサー契約を結んだことを発表した。これにより、マクラーレンのF1チームやマクラーレン・アプライド・テクノロジーズ部門にPCやコンピューターサーバー、テレビなど、ハードウェアとソフトウェア両面でデルがサポートをすることになる。
マクラーレンは声明で次のようにデルとの契約について発表した。
「世界最大の民間テクノロジー会社であるデルと、長期間及び多様なパートナーシップを結んだことを発表できて喜ばしい」
「デル・テクノロジーズは、そのテクノロジーについての深い専門知識を、マクラーレン・レーシングやマクラーレン・アプライド・テクノロジーズ、マクラーレンのeスポーツ部門などマクラーレンのテクノロジー関連企業すべてにもたらしてくれる」
「このパートナーシップによりデザインや製造、トラックでのオペレーション、テレメトリー、eスポーツやシミュレーションなどに、デルの幅広いソリューション・プラットフォームがシームレスに統合される」
ホンダとの3年間のパートナーシップに終止符が打たれ、ルノーと提携して新しいチーズンに臨むマクラーレン。デルとの契約は近年成績が振るわずスポンサーを見つけるのに苦労していたチームにとって、大きな前進とみなされるだろう。
デルは「まず、我々はヨーロッパとアジアでのブランドキャンペーンの拡大を支えるために、F1を活用する予定だ」と発表の中で述べた。
「過去数年、我々がゴルフのPGAツアーで成功を収めたのと同じように考えている」
「毎年、4億人以上の人がF1を見ていて、その大部分がアメリカ以外の人たちだ。そしてそこには技術に精通した専門家が集結している。我々にとっては特に興味深い」
「デルのテクノロジーをマクラーレンF1カーとドライバーに取り入れるだけでなく、彼らが我々のテクノロジーを使うことで我々のブランド宣伝活動となるという特徴を持っている」
この記事について
シリーズ | F1 |
チーム | マクラーレン |
執筆者 | Charles Bradley |