マクラーレン、ホンダとの3年目は「スタッフが去る事を危惧していた」

マクラーレンのブーリエは、今年ホンダが再び苦戦することが判明した時、スタッフがチームを離れることを懸念していたと認めた。

マクラーレン、ホンダとの3年目は「スタッフが去る事を危惧していた」
Yusuke Hasegawa, Head of Honda Motorsport and Eric Boullier, McLaren Racing Director at the McLaren
Eric Boullier, McLaren Racing Director
Fernando Alonso, McLaren, Zak Brown, Executive Director, McLaren Technology Group
Fernando Alonso, McLaren MCL32
Fernando Alonso, McLaren MCL32
Fernando Alonso, McLaren MCL32
Fernando Alonso, McLaren MCL32

 マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、2017年のシーズン前テストでホンダが再び苦戦する可能性が判明した時、スタッフがマクラーレンを離れることを懸念していたと認めた。

 ホンダは今シーズンを前にパワーユニットのコンセプトを一新。しかしシーズン前テスト序盤でホンダのパワーユニットにはオイルシステムの問題が生じ、その後いくつかの問題を繰り返し発生させた。

 そのテストの様子を見たブーリエは2017年シーズンが困難なものになると考え、それがチームの士気に与える影響を懸念していたという。

 ブーリエはF1の公式ウェブサイトのインタビューで次のように語った。

「私は経営陣の元へ行き、データを見せ、もうこのような年を容認することはできないと伝えた」

「ホンダとの1年目は厳しいシーズンを過ごした。2年目もそうだった。それでも我々はこれまでマクラーレンがいたポジションに戻れるだけの十分な進歩があることに期待していた。しかしバルセロナでのテストは、再び我々がグリッドの後ろで戦うことを示していた。それは完全に選択肢のうちにはなかった」

「チームを破綻させないようにしていた時、スタッフに対し今シーズンも結果が出ない年となると確かに警告した」

「我々には今、新しいチームがある。これまでの3年間で形成してきたものだ。新しいスタッフもいれば、これまで苦労しながらも残ってきたスタッフもいる。我々はそういった人材を失う危険を抱えていた」

「ドライバーがチームの顔となるため、チームの認識は依然としてドライバーに大きく依存している。しかし私にとって大きな危惧となっていたのはスタッフを失うことだった。今年はシーズン序盤からそういった話し合いがあった」

 最終的にマクラーレンとホンダは歩む道を分かつことを選択し、マクラーレンは2018年よりルノーのパワーユニットを搭載し、ホンダはトロロッソとパートナー契約を交わした。

 ブーリエは結局、誰もチームを離れることはなかったと言い、2017年のシャシーが良いパフォーマンスを発揮していたため、来シーズンはポジションを上げていける自信があると述べた。

「マクラーレンの今のマシン性能、つまりシャシーの性能であれば、表彰台や上位争いに戻れると考えている」

「困難な状況でこの状態までシャシーを持って行けたことは、私の大きな誇りだ。過去3年間のうちにあったポジティブなことは、今のチームが団結できていることだ」

「我々は3年間苦しんできたが、同時に誰ひとりチームを離れることはなかった。誰もがこのチームが再び勝利することができると信じていた」

「我々が達成しようとしていることに対し大きな信頼と自信がある。そのために我々はマシンを開発し続けているのだ」

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この記事について

シリーズ F1
チーム マクラーレン
執筆者 Lawrence Barretto