「アロンソにとって屈辱的だった」2017年の”躓き”を嘆くマクラーレン

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「アロンソにとって屈辱的だった」2017年の”躓き”を嘆くマクラーレン
2017/12/28 1:59

マクラーレンのエリック・ブーリエは、マクラーレン・ホンダの”躓き”は、アロンソにとって屈辱的だったと考えていると語る。

Fernando Alonso, McLaren stops on track in FP1
Fernando Alonso, McLaren stopped on track in FP2
Fernando Alonso, McLaren MCL32 involved in the collision, Max Verstappen, Red Bull Racing RB13 anDrivers Kimi Raikkonen, Ferrari SF70H
Fernando Alonso, McLaren MCL32
Fernando Alonso, McLaren
Fernando Alonso, McLaren
Fernando Alonso, McLaren and Max Verstappen, Red Bull Racing
Fernando Alonso, McLaren

 マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、冬の間にホンダのパフォーマンスが後退したことを実感した際、フェルナンド・アロンソは絶望感を覚えたと語る。

 マクラーレンは2015年から、かつての”黄金コンビ”であるホンダとのパートナーシップを復活させた。その初年度はランキング9位。2年目となる2016年にはランキング6位に前進し、さらなる進化を期待して2017年シーズンに臨んだ。

 ホンダもパフォーマンス向上を目指し、2017年シーズンに向けてパワーユニットのコンセプトを変更。しかしその結果、パフォーマンスと信頼性の両面で後退した状態で、シーズン開幕を迎えることになってしまった。

 ブーリエはこの現実が、アロンソにダメージを与えたことを告白した。

「彼は闘うために、冬の間をかけて精神面も準備していた」

 ブーリエはmotorsport.comに対してそう語った。

「そして彼は、彼の頭の中でシーズンがどうあるべきかというイメージを描いている。それが彼にモチベーションを与えるのだ。なぜなら彼は、自分の目標を達成するための覚悟をするからだ」

「しかしバルセロナのテストで、エンジンの性能が後退したことが分かった。それは悲しみと屈辱、そしてフラストレーションが混ざり合った感情だった。良いことではなかったね」

 アロンソはシンガポールGPの際、マクラーレンのプライベートルームの壁を殴り、穴を開けたことを認めている。なぜならそのグランプリは、今シーズンの中でもアロンソが最も好結果を望むことができるレースだったからだ。

 好スタートを決めたアロンソは、一気に先頭付近まで浮上してみせた。しかしながら、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネン(いずれもフェラーリ)、そしてマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の多重クラッシュに巻き込まれる形でマシンに大ダメージを負い、リタイアを余儀なくされたのだった。

「彼は時折、自身のフラストレーションを表現することがある。彼はかつてレースに勝った時もそうだったようだ」

 そうブーリエはシンガポールGP後の”事件”を振り返った。

「彼はレース後、感情が高まっている。シンガポールGPの後も同じだった」

「もっと良いレースができたことを分かっているから、彼は自分の中に怒りの感情を抱えていたのだ。彼は最高の結果を残すことができることも理解している。そして、彼はそれができることを示さなければいけない。彼がもし勝つことになれば、再び壁を殴ることもあるだろうと私は思う」

 マクラーレンは今季限りでホンダとの関係を解消し、来季からはルノー製のパワーユニットを使うことになる。それにより競争力を取り戻すことができれば、アロンソは先頭争いに加わることができるだろうと、ブーリエは信じている。

「私はいつも、彼をサメに例えるんだ。彼は”血の臭い”を感じると、まっすぐにそこを目指していく」

 そうブーリエは語った。

「彼が表彰台に上がれるか、もしくはそれを目指せるほど競争力があると感じたら、彼は少しも諦めることはないだろう。誰に対してもね」

「それはチームにとっては大きなプレッシャーになるだろう。しかし、それは歓迎すべきプレッシャーだ」

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