マクラーレン、来季マシンの色は”パパイヤ・オレンジ”? ファンの声多数
マクラーレンは、来年のマシンカラーを”パパイヤ・オレンジ”にすることを検討しているという。

マクラーレンは、2018年のマシンカラーを”パパイヤ・オレンジ”に変更することを検討しているという。
マクラーレンは今年からマシンカラーを変更し、明るいオレンジ色の配色を採用している。しかしファンからは、フェルナンド・アロンソが今年のインディ500で乗っていたマシンの”パパイヤ・オレンジ”カラーを望む声が上がっていた。
マシンカラーに関する最終的な決断は、今後数週間のうちに行われるスポンサーとの話し合い次第ではあるが、エグゼクティブディレクターのザク・ブラウンは、”パパイヤ”に変更することは可能だと話した。
「我々はマシンデザインを考え始めている」
「ファンが我々に対しパパイヤ・オレンジを望んでいることももちろんわかっている。インディ500を終えた後、”F1マシンもあのカラーにしてほしい”という大変な数の要望を受けた」
「いくつかのスポンサーの決定を待っている。それによってマシンカラーが決まる可能性もある。私はこれを除外するつもりはない」
またブラウンは、来年のマシンに占めるオレンジ色の範囲はどんなスポンサーが現れるかによると話したが、フォースインディアのように完全にイメージが変わることはなさそうだという。ちなみにフォースインディアは、水処理技術の専門企業であるBWTとスポンサー契約を交わしたため、今年マシンカラーが一新されてピンク色になった。
「我々はあらゆる種類のデザインを進めている。しかし、我々がスポンサー活動の際に関してどこへ行くのかということを考える必要がある。そのことがこの件に影響することもあるだろう」
「ぜひとも、いくらかオレンジ色の範囲をキープしたい。これは我々のアイデンティティの一部であると考えている。しかし商業的なものでもある。ピンクは少し極端かもしれないが」
タイトルスポンサー獲得の可能性はなし?
ブラウンは、マクラーレンが2018年に新しいスポンサー獲得できると楽観的な態度だが、近い将来タイトルスポンサーが現れるかどうかについては疑いを持っている。
彼は、「マシンの上には、パートナーのためのスペースはたくさんある」と述べた。
「我々の活動を大いに奨励しているし、来年はいくつかの新しいパートナーが現れると予想している」
タイトルスポンサーの可能性について尋ねると、彼は以下のように話した。
「チームの商業化というものがどのように失敗に終わってきたか、というのを私は見てきた。ロン(デニス)がタイトルスポンサーは二度と現れないと言及していたせいではないが、タイトルスポンサーを獲得するとは考えていない」
「チームのタイトルはマクラーレンだ。タイトルスポンサーの名前を引用するNASCARとは違って、そういうことはF1では起こらない。他のシリーズのように、タイトルスポンサーを持つことが利益をもたらすことはないと考えている」
「いくつかの主要なパートナーを持つことを計画している。来年にはそれができるはずだと思う」
最後にマシンカラーの配色の決断の期間について質問すると、ブラウンはこう答えた。
「現在進行中だが、12月1日までに決断を下す必要がある。なぜならチームには歯車というものがあるからだ。来年はガレージで新しい外観のマシンを見ることになるだろう」
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この記事について
シリーズ | F1 |
執筆者 | Jonathan Noble |