マグヌッセン炎上の一方で、パーマーは『今年ベストな金曜日』
パーマーは、今回のマレーシアGPがF1で”ベスト”な金曜日だったと語った。








ルノーのマシンに合っていないと思われる、スパやモンツァのような長いストレートや、シンガポールのようなバンプがあるトラックで、難しいレースを戦った後、ジョリオン・パーマーはフリー走行2回目で12番手タイムを記録したことから、楽観的になっている。
「いい日だったと思うよ」とパーマーは語った。
「朝のセッションはそんなに良くなかったけど、午後はわずかに変更を加えたら、全てにおいてかなりパフォーマンスが良くなった。マシンのフィーリングは良いよ」
「ここでは、僕らはすごく競争力があると思うし、正直に言えば、フィーリングの良さから言って、今年これまででベストな金曜日だ」
夏の間に進歩を遂げたと語るパーマー
ルノーは、夏休みの前にハンドリングの改善を狙って、サスペンションのコンセプトを変更した。パーマーは、最近のトラックの性質のせいで進歩が隠されていたと語った。
「この結果は、夏休みの間に遂げた進歩のおかげだ。スパではできることをやっていたと思うんだ」と彼は語った。
「けどスパでの問題は、ふたつのロングストレートがあったことだ。ここではスパと似たような、中高速のコーナーがあるけど、スパのような長いストレートはないよね」
「だから当然、ここはより僕たちにあっている。ここはスパとブダペストの間くらいだ。これは進歩の結果なんだよ。シンガポールでも見せられると思ったんだけど、僕たちはみんな、あそこのばかばかしいほどのバンプを忘れていたよ」
「スパやモンツァでは、パワーが不足していたことが問題だったけど、シンガポールでは、ドライブするために多くのものが欠けていた。だからサマーブレイクの前の、ヨーロッパのようなサーキットに戻ってこられていなかった。これが最初だ。鈴鹿も同じように進歩を示せる場所だろう」
楽観的になっているパーマーだが、Q3に進出するにはペースが足りないと予測している。
土曜日に何ができるかとパーマーに尋ねると「間違いなくQ2は狙える。Q2だと言っておこう。明らかにQ2に進出できるように思えるので、できることを確実にやる必要がある」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | マレーシアGP |
ロケーション | セパン・インターナショナル・サーキット |
ドライバー | ジョリオン パーマー |
チーム | ルノーF1チーム |
執筆者 | Jonathan Noble |