マグヌッセン、Q1でのペレス妨害を認めペナルティ。原因は伝達ミス
予選でペレスのアタックを妨害してしまったマグヌッセンは、3グリッドペナルティを受けることが決まった。






ハースのケビン・マグヌッセンはアメリカGPの予選Q1で、アタック中のセルジオ・ペレス(フォースインディア)を妨害してしまった。その原因はチームから間違った情報を得たことだったと非を認めた。
アメリカGPの予選Q1で、ペレスはターン13から14にかけてマグヌッセンにブロックされたと無線で訴えていた。予選を10番手で終えたペレスは次のように訴えた。
「僕は余計にタイヤのセットを使わないといけなかった。つまり、新品のタイヤが1セットしかない状態でQ3に進んできた。とても大きな痛手だった」
「彼はわざとやったのではないと思うけど、でも彼やハースは頻繁に間違ったことをする。これが彼らが改善しないといけないことなのではないかと僕は思う」
一方マグヌッセンは、チームからペレスがフライングラップ(アタックラップ)ではないと間違った情報を伝えられたと話すと共に、ペナルティを予想していたと認めた。
「彼はアウトラップを走っていると聞いていたので、彼を先に行かせなかった。彼がそのことにかなり怒っているのも理解できる」とマグヌッセンはSkyに語った。
「あれはミスだったとしか言えない。申し訳なく思っている。僕は確実に彼のラップを妨害してしまったので、ペナルティを受けることになる。予想していたよ」
これにより、マグヌッセンには3グリッドペナルティが科された。またペナルティポイントを1ポイント追加され、トータルのポイント数は8となった。
スチュワードは以下のように述べた。
「カーナンバー20のドライバー(マグヌッセン)はカーナンバー11のドライバー(ペレス)を妨害したことを認め、そのチーム(ハース)も不注意により、ペレスがアウトラップを走っているという情報を間違って伝えたことを認めた。ドライバーとチームは、その誤りに関してカーナンバー11に謝罪した」
3グリッドペナルティを受けるマグヌッセンは、明日の決勝レースを18番手からスタートすることになる。
Additional reporting by Glenn Freeman
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 第17戦アメリカGP |
ロケーション | サーキット・オブ・ジ・アメリカズ |
ドライバー | ケビン マグヌッセン |
チーム | ハースF1チーム |
執筆者 | Pablo Elizalde |