マシンに適応できなかったボッタス「予選はブレーキに悩まされた」
メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1アメリカGPの予選でブレーキに悩まされたことを明らかにした。







メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1アメリカGPの予選でブレーキに悩まされたことを明らかにした。
アメリカGPの金曜日に苦戦したボッタスは、セットアップの異なる同僚のルイス・ハミルトンから0.6秒差つけられた。それでも土曜日のフリー走行ではタイム差が縮まり、ハミルトンから0.214秒差のタイムを記録することができた。
しかし、予選Q3に進出したボッタスはハミルトンのタイムからさらに離され、0.460秒差で予選を終えた。さらにフェラーリのセバスチャン・ベッテルがラストアタックでボッタスのタイムを上回り、フロントロウを獲得することもできなかった。
予選後、ボッタスはオースチンの最終セクターで大幅にロスタイムし、特にターン13や15のヘアピンセクションでのブレーキングで悩まされたと明らかにした。
「予選での最終セクターには苦戦させられた。いくつかの理由で、プラクティスセッションから難しさを感じていた」とボッタス。
「僕が苦労させられたのはブレーキの調整とブレーキロック、さらに荷重移動だ。ターン13や15でそれらを同時に処理するのに苦労し、何度もロスタイムをしてしまった」
「時々良い感触を得ることができたが、それでもコーナリングスピードの点でルイスのようにはいかなかった。僕たちにとって相性の良いトラックだと思っていたし、ルイスと近いタイムを出せていたからかなり残念だ」
ボッタスは直近のレースで一貫したスタイルを見出すのに苦戦し、7月のハンガリーGP以降の予選でハミルトンを倒すことができないない。
「簡単なセッションではなかった。全てのラップが少しずつ違っていた。大きなミスがあるのではなく、大きなばらつきがあるんだ」
「最初の走りは良かったと思う。ルイスはQ2とQ3でより良くなっていった。でも僕はトラックで改善点を見出すことができなかった。だから2回目の走行ではタイムを更新することができなかった」
「強風のせいでトリッキーなセッションだった。僕たちは週末に向けて大幅なセットアップの変更を加えた。マシンは確かに速くなったが、少なくとも僕にとってドライブするのが難しくなった」
「ラップ自体の感触は良好なのに、速く走ることができないんだ」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 第17戦アメリカGP |
ロケーション | サーキット・オブ・ジ・アメリカズ |
ドライバー | バルテリ ボッタス |
チーム | メルセデス |
執筆者 | Ben Anderson |