「マシン戦闘力不足で、”最高の走り”目立たず……」ウェーレイン嘆く

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「マシン戦闘力不足で、”最高の走り”目立たず……」ウェーレイン嘆く
執筆: Matt Beer
協力: Ben Anderson
2017/12/29 6:11

今季ザウバーで戦ったウェーレインは、マシンの戦闘力が劣っていたため、自身最高のパフォーマンスが目立たなかったと考えている。

 パスカル・ウェーレインは、ザウバーが前を行くライバルからあまりにも遅れていたため、2017年の自身のベストパフォーマンスが見落とされてしまったと語る。

 ウェーレインはスペインGPで8位、アゼルバイジャンGPで10位に入り、2017年シーズンに合計5ポイントを獲得した。この5ポイントは、今季のザウバーが獲得した全ポイントである。しかしウェーレインは、今季のF2王者であるシャルル・ルクレールがザウバー入りすることに伴い、来季のシートを失うことになってしまった。

 結果としてはスペインGPが、2017年のウェーレインのベストリザルトであるが、彼はシーズン後半のパフォーマンスの方が良かったと考えている。しかしながら、ザウバーのマシンの戦闘力が劣っていたため、それが見落とされてしまったと主張する。

「リザルトの面で見れば、バルセロナが今年のベストレースだった」

 そうウェーレインは語る。

「しかしシーズン後半には、もっと良いレースがいくつかあった。しかし、そう見ることはできなかったと思う」

「なぜなら、前との差があまりにも大きかったからだ。例えば鈴鹿では、僕は全車に周回遅れにされてしまった」

「5ポイント獲得したことには、とても満足している。全てのレースが、僕が望んでいたように良いレースだったわけではないけどね。でも、全体的に僕らはできる限りのことをしたと思う」

 ウェーレインは、ザウバーのマシンがライバルから大きな遅れをとっていただけでなく、シーズン後半には多くの余計な問題に悩まされたと語る。オーストリアからモンツァではエンジンの問題に苦労し、日本とオースティンではマシンの制御が利かなかったというのだ。

 ザウバーのシートを失ったウェーレインは、ウイリアムズ入りする可能性が取り沙汰されていた。しかしその最有力候補は今やセルゲイ・シロトキンだと言われており、ウェーレインのウイリアムズ入りの可能性は低くなっている。そのため来季はDTMに復帰する公算が高い。

 もし2018年にF1以外のレースをしなければならなくなったとしても、ウェーレインはいずれF1に復帰できると確信している。そして2017年シーズンを後悔することなく、F1ドライバーとして成長したと強調した。

「僕は間違いなく、いつもベストを尽くした。そう自分自身で言えることが、最も重要なことだと思う」

 そうウェーレインは語った。

「だからチャンスが目の前にあった時、それを手にすることができた」

「もっと経験があれば、『ああ、1〜2レース前にこの方向でセットアップしていた。今、行くべき方向は悪かったということを知っている』と思えるだろう。いつも何かを学ぶんだ」

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー パスカル ウェーレイン
チーム ザウバー
執筆者 Matt Beer
記事タイプ 速報ニュース