マッサ、クビサの復帰に疑問を呈す「問題がないとは信じられない」

マッサは、2018年のウイリアムズのシートを争うライバルであるクビサとディ・レスタの”能力”に疑問を呈している。

 ウイリアムズは、来季ランス・ストロールのチームメイトとなるドライバーを誰にするか、依然として検討中である。同チームのテクニカルチーフであるパディ・ロウによれば、フェリペ・マッサはロバート・クビサやポール・ディ・レスタ、そしてパスカル・ウェーレインと並ぶ候補者のひとりにすぎないという。

 2011年のオフシーズンにラリーに出場した際、大事故見舞われ大怪我を負ったクビサは、来季のF1復帰を目指している。当初はルノー入りする可能性が高いとみられており、同チームの最新マシンでテストも行ったが、その可能性が潰えてからは、ウイリアムズが加入先の最有力候補となった。そして最近、シルバーストンとハンガロリンクで、ウイリアムズの2014年型マシンを走らせた。

 しかしながらマッサは、クビサが体力的な問題によって妨げられることは不可避であると信じている。

「まず、彼がどうやってドライブしているのか分からない」

 マッサはmotorsport.comの独占取材でそう答えた。

「正直言って、僕には片手で運転することなどできない」

「彼がこのクルマに乗ってレースで苦しまないはずがない。このクルマを乗りこなすのは、肉体的には非常に厳しいんだ」

「彼がやっていることには、心から尊敬している。彼がやっていることはただ素晴らしい。でも彼に何も問題がないとは、信じられない」

 マッサはまた、ディ・レスタもチームにとっては良い選択肢ではないと考えている。DTMでの彼の成績を見れば、説得力がないと言うのだ。

 ディ・レスタは2013年限りでフォースインディアのシートを失い、F1を去った。その翌年から4シーズンに渡ってDTMに参戦してきたが、その年間成績は15位、8位、5位、11位という結果だった。

「クルマの開発やリザルトを見たり、その他すべてのことからも、彼がチームにとって正しい選択肢だとは思えないんだ」

 そうマッサは語った。

「僕は、彼がレースで素晴らしい仕事をしてきたとは思わない。でもとにかく、僕はここで何かについて不平や不満を言うつもりはない。これはただ僕の意見だ」

 マッサは、チームの決定に影響を与えることは何もできないと認める。

「チームにとって何が最善の選択か、彼らがちゃんと知っているということに自信を持っている。これは、人々が知っていることとほとんど同じだ」

「これまでも言ってきたように、F1では時々、才能だけではなくその周囲にある他のモノが重視されることがある。そして残念なことに、一部のチームにとっては、それこそがF1の一部分を占めている」

 2016年限りで一度はF1引退を決断したマッサ。しかし急遽引退を撤回して復帰し、1年を通じて活躍してきた。とはいえ彼は、今年がF1最後の年になるかもしれないという覚悟ができていると語る。

「確かにそうなる可能性はあるけど、それでも良いんだ。不満は特にない。前にも言ったように、僕は想像以上に多くのことをしてきた。だから、もし終わらなきゃいけないなら、それはその時だということなのだろう。終わらせる必要がないなら、多分まだ何かやり残したことがあるからだろう」

「僕はかなりリラックスして、自分の仕事を考え、そして僕のクルマのことを考えている。不満を抱える時期は、僕のキャリアの中ではとっくに過ぎていんだ」

【関連ニュース】

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
ドライバー フェリペ マッサ , Paul di Resta , ロバート クビサ
チーム ウイリアムズ
記事タイプ 速報ニュース