マレーシアGPのサーキットが再舗装。走行ラインに影響を及ぼす可能性あり!

ピレリのイゾラは、セパン・サーキットの再舗装に対し、チームが新たな挑戦に臨むことになることを予期している。

 マレーシアGPの舞台であるセパン・インターナショナル・サーキットが、大きくリニューアルされた。再舗装を行ったことでタイヤの磨耗を低下させる路面になり、すべてのバンプを取り除き、いくつのコーナーのキャンバーが変更されている。この変更は、従来の走行ラインに大きく影響しそうだ。

 サーキット整備の主な目的のひとつは、コース内に水溜りができてしまう問題を解決することにある。雨が降った後のターン9に、大きな水溜りが発生してしまうのだ。

「たくさんのレイアウト変更があった」ピレリのディレクターであるマリオ・イゾラは、motorsport.comに語った。

「すでに我々は、数カ月前に開催されたスーパーバイクでセパン・サーキットに訪れている。その際にレーザーシステムを使ってサーキットを測定した」

「以前に比べて、路面の粗さが軽減されていた。マレーシアは我々がベースラインとしている平均の120%を上回る、路面の粗いサーキットだった。それが5~10%も軽減されている。これはかなりの変化だ」

「新しい路面の影響で従来のものと比べ、より高速サーキットになっているのもポイントだ。特に序盤はかなりの高速セクションになっている。我々が訪れた6月から現在にかけて、また変更されているだろう」

「バンプのあるサーキットだったが、現在は完全にフラットになっている。そしてまたいくつかのコーナーのキャンバーが、全く異なるものになっている」

 イゾラは金曜日のフリー走行の段階で、このサーキットからチームが多くのことを学ぶと予想している。

「変更による影響を想定することは、困難なことだ。おそらくだがラインが大きく変わることになり、ラップタイムに影響を及ぼすだろう」

「セパンは、少し不確実な部分があると思う。いくつかの変更のある、誰も走ったことのないサーキットになっていることが想定されるからだ。路面の粗さの違いによりタイヤの温度が変わり、それはタイヤのデグラデーションの違いに影響を及ぼす」

「バンプしないということは、車高を下げることができることに繋がる。つまりダウンフォース量の変化が変わることを意味し、明らかにマシンに影響を及ぼすだろう」

「タイヤ選択の段階で、チームは少なくとも今回の再舗装が実行されることを知らされていた」

「我々はチームに対し、新しいサーキットの情報を与えた。彼らがタイヤ選択をしたのが2週間前のことで、我々がセパンを訪れたのが6月のことだったからだ」

「前例として、レッドブルリンク(オーストリアGP)とブダペスト(ハンガリーGP)で同じような状況があった。オーストリアの時は、タイヤ選択の前に、サーキットを測定することができなかった」

「そのため、我々はサーキット測定のためのエンジニアを送ることをチームに許し、測定してからタイヤ選択をすることができる猶予を設けた。ハンガリーでは、タイヤを選択する前にサーキットを測定することができた」

「こういった事態の時は、いつもチームに対し、新しいサーキットの情報を与えた後にタイヤ選択をする機会を設けている」

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 マレーシアGP
サーキット セパン・インターナショナル・サーキット
記事タイプ 速報ニュース
タグ pirelli