マレーシアGP持ち込みタイヤ発表。メルセデスとフェラーリ戦略別れる

今季のF1でタイトル争いを繰り広げているメルセデスとフェラーリは、マレーシアGPに違うタイヤ戦略で挑むことになった。

 F1の公式タイヤサプライヤーであるピレリは、高温多湿の環境でレースが行われるマレーシアGP(10月1日決勝)にスーパーソフト、ソフト、ミディアムの3種類のタイヤを持ち込む。

 メルセデスは、ソフトタイヤを多めに選択。彼らのマシンW08は、今年多くのサーキットでソフトタイヤを装着した際に強さを発揮しており、ルイス・ハミルトンのマシンはそれが特に顕著だ。

 ハミルトンは5セットのソフトタイヤをマレーシアに持ち込む。その結果、ミディアムは1セット、スーパーソフトタイヤは7セットとなる。

 一方、ポイントランキングでフェラーリのセバスチャン・ベッテルまで23ポイント差に迫る、ランキング3位のバルテリ・ボッタス(メルセデス)はソフトを4セットに減らし、ミディアムタイヤを2セットに増やした。おそらく、フリー走行でハミルトンと役割を分担し、ソフトとミディアムの性能差を確実に把握するつもりなのだとみられる。

 メルセデスが硬めのタイヤを多く選んだのとは対称的に、フェラーリはベッテルとキミ・ライコネンともに、スーパーソフトタイヤを9セット選択。ソフトは3セット、ミディアムは1セットだ。

 レッドブルはフェラーリと同様のアプローチを取っているが、ダニエル・リカルドはソフトタイヤを1セット追加。スーパーソフトタイヤは8セットとなっている。つまり、メルセデスとは対照的に、ソフトとスーパーソフトの性能差を見極めようとしているようだ。

 ウイリアムズとマクラーレンは極端な選択をしており、それぞれのドライバーにスーパーソフトタイヤを10セット用意。つまりソフトタイヤはそれぞれ2セット、ミディアムは1セットのみである。

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Selected sets per driver
Selected sets per driver

Photo by: Pirelli

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 マレーシアGP
サーキット セパン・インターナショナル・サーキット
記事タイプ 速報ニュース