マレーシアGP:FP2はベッテル首位。”排水溝”に問題発生で走行が短縮

第15戦マレーシアGPのフリー走行2回目が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。

 F1第15戦マレーシアGPのフリー走行2回目(FP2)は、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが首位となった。

 ウエットコンディションで行われたFP1とは変わって、FP2はドライコンディションで90分のセッションがスタートした。

 多くのマシンがソフトタイヤで走行を開始。一方でトロロッソ勢はミディアムタイヤでコースインした。まずはフェラーリのキミ・ライコネンが1分33秒486でトップに。セバスチャン・ベッテルが0.318秒差で続いた。

 今回がデビュー戦となるピエール・ガスリー(トロロッソ)だが、何度かインスタレーションラップを行った後、ピットボックスでマシン後部から白煙が上がり、ガレージにマシンを入れてしまった。しかし、重大なトラブルではなかったようで、すぐにコースに復帰している。

 セッション開始15分を経過し、ソフトタイヤのベッテルがタイムアップ。これが1分32秒566というタイムで、2005年にルノー時代のフェルナンド・アロンソが記録した従来のコースレコード、1分32秒582を更新することとなった。

 コンディションが大きく変化したためかマシンバランスに苦労しているチームが多く、ルイス・ハミルトン(メルセデス)はターン7の出口でハーフスピンし、グラベルへ。マシンに大きなダメージはなかったものの、タイヤにはフラットスポットができてしまった。その直前には、バルテリ・ボッタスも他車を避けるようにグラベルを突っ切っており、2台ともがピットに戻った。

 セッション残り1時間を切り、レッドブル勢がスーパーソフトタイヤを投入し予選シミュレーションを敢行。ダニエル・リカルドがトップタイムを更新したが、同じくスーパーソフトタイヤを装着したフェラーリ勢が上回った。ベッテルはスーパーソフトタイヤで、ソフトタイヤから約1.3秒のタイムアップを果たし、1分31秒261とした。

 メルセデスもスーパーソフトタイヤを投入するが思うようにタイムアップできず、ハミルトンが5番手、ボッタスが6番手止まりだった。

 一方、好タイムを残したのはアロンソで、1分32秒564をマークしハミルトンの前に出た。ボッタスは同じメルセデスパワーユニットを使うセルジオ・ペレス(フォースインディア)にも0.152秒差に迫られている。

 セッション残り30分に差し掛かる頃には、各車がロングランにプログラムを移行していった。

 残り21分、ハースのロマン・グロージャンが大クラッシュ。ターン13イン側の縁石にある排水溝のカバーが浮き上がってしまい、そこで右リヤタイヤをカットしてしまったことでコントロールを失ってしまったのだ。

 同様の排水溝は何カ所もあり、安全性に問題があるまま走行の継続は出来ないと判断され、セッションはそのまま終了となった。

 ベッテルが2番手以下に0.6秒差をつけてセッションの首位。ライコネンと1-2でセッションを終えた。レッドブルのリカルド、フェルスタッペンが続き、アロンソが5番手につけた。

 メルセデスは6番手にハミルトン、7番手にボッタスとなった。もしメルセデスが本当に苦戦をしているのであれば、雨と赤旗で初日の走行時間が削られたのは痛手だろう。

 F1初のドライセッション走行となったガスリーは、チームメイトのカルロス・サインツJr.のひとつ前、15番手。サインツは無線でマシンバランスに不満を訴え続けていた。

 各車が満足にロングランを行えないまま、初日の走行が終了したため、予選や決勝に向けてチームの力が問われるような週末の幕開けとなった。

 ドライコンディションでのデータが完全に不足しているため、いつもに増して重要となるFP3は、日本時間15時から行われる。

 →【リザルト】第15戦マレーシアGP:フリー走行2回目

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 マレーシアGP
サーキット セパン・インターナショナル・サーキット
記事タイプ 速報ニュース