メキシコの標高がPU性能を均衡化、フェルスタッペンの圧勝を手助け?

レッドブルは、メキシコの高い標高が、ここ数年間で最も印象的な勝利を手助けすることになったと考えている。

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、圧倒的な強さでメキシコGPを制した。フェルスタッペンはターン1でポールポジションスタートのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)をオーバーテイクして首位を奪い、そのまま他を引き離す速さで後続に約20秒の差をつけて勝利した。

 レッドブルのマシンは、空力的に優れているとの評価が一般的である。しかし、パワーユニットの性能はメルセデスやフェラーリに対して遅れを取っていると言われてきた。しかし標高が高く空気の密度が薄いメキシコでは、パワー差が縮められたとレッドブルは考えている。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、次のように語った。

「エンジン(パワーユニット)の性能差があまり出なかったということだと思う。我々はシーズンを通してストレートスピードを見てきたが、今回は最も競争力があった」

「我々はポールポジションに近づいたが、予選時のエンジンモードは、決勝の時と同じだ。だから我々は、レースで非常に競争力があるように見えたのだ」

「この標高は、これまでの数年にも見られてきたように、(パワーユニットのパフォーマンスを)少し均すことになっている」

 フェルスタッペンが勝利を目指すにあたり最大のライバルであったベッテルとルイス・ハミルトン(メルセデス)は、1周目にクラッシュしたことで最後尾に落ちた。これにより、フェルスタッペンが楽勝したように見える。しかしホーナーは、どちらのドライバーも、フェルスタッペンを攻略できなかったはずだと考えている。

「よく見て欲しい。我々はルイスを周回遅れにし、セバスチャンもまもなく1周遅れにする寸前だった。ペースについて考えれば、良い形になっていることは間違いないと思う」

 そうホーナーは語った。

 しかしレッドブルにとっての最大の不満は、ふたりのドライバーを表彰台に上げることができなかったということだ。フェルスタッペンのチームメイトであるダニエル・リカルドは、トップ3フィニッシュが視野に入っていたにもかかわらず、MGU-Hのトラブルでリタイアせざるを得なかった。

「ダニエルは、少なくとも3位にはなれたはずだと思う」

 そうホーナーは語った。

「彼はキミ(ライコネン/フェラーリ)のすぐ後ろにいて、素晴らしい戦いを見せていた。そして、彼はバルテリ・ボッタス(メルセデス)を苦労させていたことだろう」

「表彰台に2台のマシンを導くことができなかったのは残念だった。しかしダニエルは今年の序盤に”幸運”を手にした。そしていつも言っているように、残念ながらそれは、バランスが取られてしまう傾向にある」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 第18戦メキシコGP
サーキット アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス
ドライバー ダニエル リカルド , マックス フェルスタッペン
チーム レッドブル
記事タイプ 速報ニュース