メキシコFP2:リカルドがハミルトンを抑えてトップ。ベッテルは4番手

第18戦メキシコGPのフリー走行2回目が行われ、レッドブルのダニエル・リカルドが首位となった。

 F1第18戦メキシコGPのフリー走行2回目(FP2)はレッドブルのダニエル・リカルドがトップタイムをマークした。

 高地に位置するエルマノス・ロドリゲス・サーキットは気温22度ながら陽射しが強く、路面温度46度というコンディションでセッションがスタートした。

 データに異常が見られたためにFP1でタイムを記録できなかったストフェル・バンドーン(マクラーレン)がいの一番にコースインし、インスタレーションラップを行った。

 数台のマシンがタイムを計測し始めた頃、ハースのロマン・グロージャンが最終コーナーでスピン。走行を再開することはできたが、スピンにより左リヤタイヤがダメージを受けたか、トレッドが剥がれてしまい、それがマシンのフロアを叩いてしまったことでパーツがメインストレート上に散乱してしまった。コースの清掃のため、セッションは赤旗中断となった。FP1はアントニオ・ジョビナッツィにマシンを”貸し出した”グロージャンは、さらに貴重な走行時間を失うことになってしまった。

 セッションは残り1時間14分から再開。バンドーンはピットレーン出口でコースオープンを待ったが、セッションが再開されても動き出すことができず、クルーの手によってガレージまで押し戻されてしまった。ただ、その後すぐに走行を再開することができている。

 一方でフェルナンド・アロンソはウルトラソフトタイヤでアタックへ。1分19秒235をマークしこの時点のトップに立った。

 その直後、スーパーソフトタイヤで走行していたルイス・ハミルトン(メルセデス)がターン11でリヤを滑らせスピン。新品タイヤだったが、フラットスポットを作ってしまったためピットに戻ってしまった。

 レッドブルはソフトタイヤを装着。マックス・フェルスタッペンがトップに浮上し、ダニエル・リカルドも、同じくソフトタイヤを履いたバルテリ・ボッタス(メルセデス)を上回った。

 フェラーリはセバスチャン・ベッテルがスーパーソフトタイヤ、キミ・ライコネンがソフトタイヤでプログラムを進めた。ライコネンは2番手に浮上したが、ベッテルはスロー走行でピットへ。どうやら車載の消火器が作動してしまったようだ。

 セッションが残り1時間を切り、ピットに戻っていたハミルトンがウルトラソフトタイヤでコースイン。予選シミュレーションを行い1分18秒077をマークし、さらに2度目のアタックでは1分17秒932までタイムを更新した。一方、フェラーリもこの週末初めてウルトラソフトタイヤを投入し、ライコネンがアタック。ハミルトンと0.210秒差の2番手となった。

 レッドブル勢も予選シミュレーションを実施すると、リカルドが1分17秒801を叩き出してトップに立った。ベッテルも残り48分ほどの段階で走行に復帰。彼のアタックにはミスがあったものの、リカルドから0.250秒差の4番手となった。

 セッション残り40分を切る頃には、メルセデスの2台がウルトラソフトタイヤを投入。アタックラップを行い、そのままピットインせずにロングランへと移行していった。

 一方、ライコネンやリカルドはソフトタイヤ、ベッテルはユーズドのウルトラソフトタイヤでラップを重ねていった。ただ、残り17分を切りフェルスタッペンはマシンを降り、早々に走行を終了してしまった。

 各車が決勝への準備を進めていく中、セッションが終了。リカルドが首位を維持し、ハミルトンがこれに続く結果となった。3番手にはフェルスタッペンが入ったものの、早めに走行を切り上げている点で不安が残る。タイトル獲得の望みをつなげるためには2位以上が絶対条件のベッテルは4番手止まりとなった。

 ロングランではハミルトンが、1分21秒台前半から後半ほどのラップタイムを並べ28周をウルトラソフトタイヤ1セットで走りきった一方で、ベッテルは1分22秒台前半のタイムが見られるなど、分が悪い状況だ。

 5番手ライコネン、6番手ボッタスの後ろには、アロンソが7番手につけた。ただ、8番手のセルジオ・ペレス(フォースインディア)はソフトタイヤ、9番手のニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)はスーパーソフトタイヤで記録したタイムということもあり、予選Q3進出をかけた争いはかなり接戦になっていきそうだ。

 →【リザルト】第18戦メキシコGP:フリー走行2回目

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 第18戦メキシコGP
サーキット アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス
記事タイプ 速報ニュース