メキシコFP3:フェルスタッペン最速も、まだまだタイム更新の予感

F1メキシコGPのFP3が行われ、フェルスタッペンがトップタイムを記録。ハミルトンが2番手、ベッテルが3番手となった。

 F1第18戦メキシコGPのフリー走行3回目が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。

 今年のメキシコGPの日目は非常に涼しいコンディションで幕を開けた。気温12℃、路面温度25℃という気象状況の中、フリー走行3回目がスタートした。

 セッション開始早々、ターン13でトロロッソのピエール・ガスリーがストップ。ターン12へのブレーキング寸前にマシン後方から白煙が上がり、一気にパワーを失った。ガスリーは無線で「エンジントラブル」と訴える。チームとガスリーはマシンを再起動しようと無線で手順を確認するが、結局功を奏さず。ガスリーはマシンを降りることとなった。

 そんな中、まずタイムを計測したのはウルトラソフトタイヤを履いたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)で1分21秒282。その後、フェラーリのキミ・ライコネンがスーパーソフトタイヤを履き、1分20秒903でトップタイムを更新する。ライコネンはその後さらにタイムを上げ、1分18秒925とした。

 このライコネンのタイムを更新して見せたのは、ウルトラソフトタイヤを履いたエステバン・オコン(フォースインディア)。オコンは1分18秒845。ただ、チームメイトで母国GPを迎えているセルジオ・ペレスも好ペースで走り、最速ラップを1分18秒772とする。

 セッション開始から20分が経過しようという頃、ようやくタイム計測を行ったメルセデスのルイス・ハミルトンが、当然のように1分18秒081のトップタイムを記録。またチームメイトのバルテリ・ボッタスは、直後にこのセッションで初めて1分18秒を切る1分17秒963を記録してみせた。

 ウルトラソフトタイヤでタイムを計測したメルセデス勢に匹敵するタイムを計測したのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペン。フェルスタッペンはスーパーソフトタイヤながら、メルセデス勢2台から0.2秒落ちのラップタイムを記録した。ただボッタスは再びアタックを行い1分17秒681、さらにその後1分17秒537までタイムを更新。フェルスタッペンを引き離した。

 多くのマシンが一発のアタックラップを行っただけではなく、そのまま複数周回をおこなしており、燃料搭載量は多めであるはず。つまり、実際のパフォーマンスは前述のタイムよりも速いと予想できる。

 セッション後半、各ドライバーが2セット目のタイヤを投入。ここで最速タイムを更新したのはやはりボッタスで1分17秒496。その直後にフェラーリのセバスチャン・ベッテルが1分17秒230まで上げる。さらにはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが1分17秒223でこれを更新……予選さながらのアタック合戦となっていく。

 そんな中ハミルトンは、「パワーの問題がある」と無線で訴える。

 速さを見せ続けたのはフェルスタッペンだった。フェルスタッペンは1分17秒113までタイムを更新し、首位に立ってピットに帰還する。

「パワーには引き続き問題」と訴えるハミルトンだが、そんな状況下でもトップタイム0.075秒まで迫る2番手まで上げてくる。

 結局、このセッションのトップタイムはフェルスタッペンの1分17秒113。以下ハミルトン、ベッテル、ボッタス、ダニエル・リカルド(レッドブル)、ライコネンのトップ6となった。

 トップ3チームの後方には、地元メキシコ出身のペレスがつけ、その背後にオコンと、フォースインディア勢が続いた。その後ろにはルノーの2台が並び、F1デビュー2戦目のブレンドン・ハートレー(トロロッソ)が11番手となった。

 マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソが16番手、ストフェル・バンドーンが19番手に終わった。ただ、前日にタイムからは大きく遅れたモノであり、グリッド降格が決まっている決勝レースに向け、セッティングを大きく振った結果である可能性が高そうだ。

 F1メキシコGP、次のセッションは予選Q1。日本時間の10月29日(日)午前3時スタートである。

→F1第18戦メキシコGPフリー走行3回目結果

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 第18戦メキシコGP
サブイベント Saturday practice
サーキット アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス
ドライバー ルイス ハミルトン , マックス フェルスタッペン , セバスチャン ベッテル
チーム レッドブル , メルセデス , フェラーリ , マクラーレン
記事タイプ フリー走行レポート