メルセデス代表「FIAは”ハードなレース”に厳しく対処すべきではない」

トト・ウルフは、ドライバーにはレースをさせるべきであり、”激しいレース”をそれほど厳しく対処すべきではないと考えている。

 メルセデスの代表であるトト・ウルフは、アメリカGPのレース後にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がペナルティを受けたことについて、FIAは”ハードなレース”に対してこれほどまでに厳しく処罰すべきではないと考えている。

 アメリカGPの決勝レースで、フェルスタッペンは3番手を走っていたキミ・ライコネン(フェラーリ)を最終ラップでオーバーテイクし、3番手でチェッカーを受けた。しかしオーバーテイクの際にトラックリミットを越えていたとして、フェルスタッペンはレース後に5秒ペナルティを受けた。そのため彼とライコネンの順位が逆転し、フェルスタッペンは4位となった。

 この処罰は大きな論争を呼ぶことになり、多くの人々がスチュワードのトラックリミットに対する対処の一貫性の無さに混乱している。

 昨年F1ストラテジーグループは、トラックリミットの対処をより寛大にし、処罰を下すのはアクシデントを引き起こした場合か、または他のマシンを危険に追いやった場合のみにするようFIAに要求すると意見をまとめていた。

 ウルフは、まさに今そのようなアプローチが必要とされており、フェルスタッペンのオーバーテイクはあれほど早急に罰せられるべきではなかったと考えている。

「私の意見としては、我々はドライバーにレースをさせるべきだ。もし誰かが不公平に、そしてアドバンテージを得るためにトラックを使用していたら、その時はそのドライバーを罰する」

「ただのハードなレースで、前を狙うために仕掛けただけだというのなら、これほど早く罰するべきではない」

 メルセデスの非常勤会長であるニキ・ラウダは、フェルスタッペンの処罰は彼がこれまでF1で見てきたものの中で”最低”だと主張しており、トラックリミットの問題については来月のストラテジーグループの会合で議論されることを望んでいる。

 またレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、この問題をさらに取り上げるつもりであるが、この問題はすでに話し合っているという。

「すでにこのことは話し合った」とホーナーは話した。

「ドライバーにレースをさせろ、彼らに折り合いをつけさせろと話した。そしてこういった決断をすべきだ。あれはスチュワードのひどい判断だった」

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この記事について
シリーズ F1
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース