メルセデス、マレーシア初日は予想外の大苦戦「”根本的”問題がある」

メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、マレーシアGP初日のパフォーマンス不足について、理解し対処すべき”根本的な問題”があると語った。

 メルセデスはマレーシアGP初日、ウエットコンディションで行われたフリー走行1回目(FP1)、ドライコンディションのFP2ともにペースアップに苦労し、どちらのセッションもルイス・ハミルトンが6番手止まりだった。

 チーム代表のトト・ウルフは初日の走行を終えた後、『Sky F1』に”とても難しいセッション”だったと語った。

「我々は午前中(FP1)の最初から苦しんでいた。ウエットでもドライでも、どのタイヤでもだ。我々は、一晩でその原因を見つけなければならない」

「現時点でマシンはバランスが取れておらず、いたるところでスライドしている。そのせいでフロントもリヤもタイヤがオーバーヒートしてしまい、それでおしまいだ。マシンのどこかに、”グレムリン”が隠れているみたいだね」

 メルセデスは、タイトで曲がりくねったストリートサーキットで行われた前戦シンガポールGPではペースの面で苦しんだものの、レースではライバルが消えたこともあってハミルトンが優勝、バルテリ・ボッタスが3位を獲得した。一方でマレーシアGPが行われるセパン・インターナショナル・サーキットは、メルセデスのマシンが強みを発揮すると見られていただけに、この苦戦は予想外だと言えよう。

「我々が非常に良い結果(メルセデスの1-2フィニッシュ)を達成したシルバーストンと、マレーシアを比較することはできる」

 そう、ウルフは説明した。

「我々はシルバーストンの高速コーナーで非常にうまくいっていたが、ここでは全くうまくいっていない」

「我々は、マシンに根本的な問題を抱えており、それを見つけ出す必要がある。マシンはとても複雑なので、何かちょっとしたことが間違っているために不安定になることもありうる」

 メルセデスのマシンW08はシーズン序盤、適切に機能させることが難しく、いくつかのレースで不調に陥ったため、気難しい”プリマドンナ”のようだと呼ばれていた。

 ウルフも「我々のマシンには少しアップダウンがある」と、それを認めた。

「いくつかのトラックでは、並外れて素晴らしいパフォーマンスを発揮するマシンなんだ。モンツァでは我々は1周あたり1秒速かったし、シルバーストンも良かった」

「他のサーキットに行くと、なぜパフォーマンスを失ったのか理解できない瞬間があるんだ」

 ハミルトンも、マレーシアGP初日を”非常に難しい1日”だったと表現した。

「今日はマシンに手を焼いた。どこでバランスが間違っているのかを見直して、それがなぜか理解できるように作業しなければならない」

「一晩で原因を見つけて、明日気を取り直すことができるよう祈っている」

 どちらのセッションもハミルトンの後ろ、7番手で終えたボッタスは次のように付け加えた。

「僕たちは確かにパフォーマンスが欠けている。フェラーリやレッドブルは非常に強そうに見える。明日、僕たちがフロントロウにいたいならやるべきことが残っている」

「マシンのバランス自体はそれほど悪いとは思わなかった。ただ、全体的にグリップに問題があった。今夜は、1周を通してタイヤを最大限に活用することができるよう、そのエリアの作業に集中する必要がある」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 マレーシアGP
サーキット セパン・インターナショナル・サーキット
ドライバー ルイス ハミルトン , バルテリ ボッタス
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース