メルセデス、大量リードも油断せず「レースには”謙虚な態度”が必要」

タイトル争いで非常に優位な立場に立っているメルセデスだが、トト・ウルフ代表はマシンを完全に理解出来るまでは喜べないと語った。

 F1第16戦日本GPでは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが早々にリタイアし、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝したことで、ドライバーズランキングでハミルトンの持つリードが59ポイントに拡大した。

 今季も残り4レースとなり、獲得できるのは最大でも100ポイントまでだということを考えればハミルトンは圧倒的なアドバンテージを持っていると言えるが、メルセデスは”リラックス”する根拠はないと主張している。

 実際メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウルフは、”気まぐれなプリマドンナ”と評する彼らのマシンが、サーキットごとにパフォーマンスが大きく変動する理由を完全に理解するため、メルセデスは今季残りのレースにこれまで以上に一生懸命取り組む必要があると考えている。

 motorsport.comはウルフに、チャンピオンシップの状況を考え今後のレースでメルセデスは取り組み方を変えるか訊くと「アプローチに変更はない。一度にひとつのレースだけを考える、ということを続けていく必要がある」と彼は答えた。

「我々は、まだ”プリマドンナ”のことを理解する必要がある。中期的に考えても、我々の主なライバルたちのパフォーマンスと比べてもね」

「我々が、レッドブルやフェラーリに対して完全に支配的だとは思わない。ここ3レース、フェラーリは不運と信頼性の問題に見舞われ、我々がその恩恵を受けたが、自分たちのこと褒めるわけにはいかない。むしろ引き続きプッシュしていく必要がある」

 ウルフはメルセデスが残り4レースでフェラーリに対して大きなリードを持っていることは、大きな励ましになっているというものの、メルセデスにもフェラーリと同じようなことが起きないように注意しなければならないと語った。

「もし皆が通常通り走れば、それは大きなアドバンテージだ」

「だがセバスチャンに、どれだけ早くいろいろなことが起きたかを考えなければならない」

「彼はシンガポールでリタイアに終わり、25ポイントを失った。マレーシアではトラブルで多くのポイントを獲得することができず、ここ(鈴鹿)でまた別の問題が起きた」

「事態は急激に変わりうる。したがって、モーターレーシングには謙虚な態度が必要だ。それが、レースがエキサイティングでもある理由だ」

「予期せぬことが起きる可能性は常にある程度残っている。タイトルを獲得するまで、我々はスロットルペダルから足を離さない」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 第16戦日本GP
サーキット 鈴鹿サーキット
ドライバー ルイス ハミルトン , バルテリ ボッタス
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース
タグ toto wolff