ライコネン「今のドライビングに満足。誰が何を考えようと関係ない」
フェラーリのキミ・ライコネンは今シーズンの自分のドライビングに満足しており、他の誰かが何を考えているかは気にしないと語っている。








フェラーリのキミ・ライコネンは今シーズンの自分のドライビングに満足しており、他の誰かが何を考えているかは気にしないと語っている。
ライコネンのチームメイトであるセバスチャン・ベッテルは今シーズンのドライバーズチャンピオンシップをかけて争っているが、当のライコネンは思うような結果を出すことができていない。
2018年もフェラーリに残留すると決定したライコネンだが、現在99ポイントを獲得して5番手。ベッテルが10回表彰台を獲得したのにも関わらず、ライコネンは4回に止まっている。
「僕のドライビングはそこまで悪いとは思わない」とライコネン。
「他の誰かが何を考えていようと僕は気にしない。自分が何をすることができるのかを理解しているからね」
「もし速く走れなかったり、うまくやれないと感じた時は、そもそもここにはいないだろう」
しかし、ライコネンは今残している結果が彼の見解を必ずしも裏付けるものではないと語っている。
「純粋に獲得したポイントだけ見れば理想とは程遠いが、しかしこういったものは多くのものの積み重なりだ」
「スタッフやチームとうまく連携を取ることができた時、僕はとても満足することができる。しかしチームとしては常に改善を尽くしている」
「どのチームに在籍するのかは問題ではない。何かに対して改善することに尽力しないチームなどないのだから」
「もしレースで1-2フィニッシュをしたとしても、改善することができるものは常にある。これはF1での話に限らず、多くのスポーツに言えることだ」
「理想的な年だとは言えないが、そうするために作業を続けている。物事をこなし終えたらまたゼロからスタートしていって、次に進んでいるんだ」
フェラーリは直近の3レースで満足いくポイントを獲得することができていない。シンガポールで2台はクラッシュし、マレーシアと日本では信頼性のトラブルを抱えたためだ。
その間ライコネンは、ドライバーズランキングで4番手のレッドブルのダニエル・リカルドから離されたものの、諦めるつもりはないようだ。
「僕たちは常に最善を尽くそうとしている」
「問題を解決し続けることがF1に必要なことであると理解しなくてはいけない」
「残念ながら初めてのことではないし、それが終わることもない。それがF1なんだ。僕たちは一丸となって、状況を改善させるために作業を続けている」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | キミ ライコネン |
チーム | フェラーリ |
執筆者 | Lawrence Barretto |