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リカルド、ギヤボックストラブルの”兆候”でハミルトンを追いきれず

レッドブルのホーナー代表は、リカルドにはギヤボックストラブルの兆候があったため、ペースを上げられなかったと語る。

リカルド、ギヤボックストラブルの”兆候”でハミルトンを追いきれず

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、シンガポールGP決勝で2位となったダニエル・リカルドのギヤボックスには、レースの中にトラブルが起きる懸念があったことを明らかにした。

 リカルドは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンがフェラーリ2台と絡んだスタート直後のアクシデントを避け、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に次ぐ2番手で1周目を終えた。

 今回のシンガポールGPでは、金曜日と土曜日にはレッドブルがメルセデスよりも高い戦闘力を発揮しており、スタート直後の時点では、リカルドがハミルトンに戦いを挑むことになると考えられていた。

 しかしレース後にホーナー代表は、レース序盤に発見されたギヤボックスの問題に対処するため、リカルドはペースを落とさなければならなかったことを明らかにした。

「最初のセーフティカーの前に、我々はギヤボックスで油圧が失われていることを発見した」

 ホーナーはSky Sportsに対してそう語った。

「それではレース距離の半分しか走ることができないため、我々は非常に”驚き”を感じていたんだ」

「ダニエルには、それをしっかりマネージメントするよう指示をした。そして彼がそれをやるには、ラップタイムを犠牲にしなければならなかった。彼はそれを信じられないほど上手くやり、マシンを労ってちゃんとフィニッシュまで運んで見せた」

 ギヤボックスに問題がなければ、リカルドが勝利を手にすることができたかどうか尋ねられたホーナーは、次のように答えた。

「確かにより近付き、より多くのプレッシャーをかけることができたかもしれない。しかし、コンディションは昨日とは大きく違った。雨により路面のラバーは洗い流され、金曜日よりも涼しかった」

「メルセデス……いや、特にルイスは素晴らしい1日をやり遂げた。バルテリ(ボッタス)はしっかりと抑えることができたけどね」

 リカルドは、ギヤボックスをマネジメントする必要があったものの、それが結果を大きく左右することはなかったと語る。

「最終的には、レースの”形”は変わらなかった」

 そうリカルドは語る。

「それが僕らが2位になったり、速くなかった理由じゃないよ」

リカルド「不満足な結果」

 金曜日のセッションで速さを見せたリカルド。彼は予選でポールポジションを逃したものの、勝利する可能性は十分にあると考えていたという。しかし、実際のレースでのペースを考えれば、勝つのは難しかったと認める。

「それがフラストレーションを抱えた理由だった。ここで初めて勝つことができなかことを、残念に思っている」

 そうリカルドは語った。

「金曜日に発揮したペースを発揮することができなかったし、タイヤの面倒を見るのにも苦労した。良いラップタイムを叩き出せた時、僕はそれを持続できなかったんだ。一方、ルイスはそれに答えを出し続けた」

 ギヤボックストラブルの脅威、そしてフェルスタッペンが1周目にリタイアしたことを乗り越え、リカルドが2位になったことに対し、ホーナー代表は満足していると語る。

 レッドブルが勝利を逃したことを残念に思っているかどうか尋ねられたホーナー代表は、次のように答えた。

「そう言うことだってできる。しかし15周目から、2台のマシンが揃ってリタイアすることを避けようとしていた」

「でも我々は2位となることができた。だから、それをもらっておくことにするよ」

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この記事について

シリーズ F1
イベント シンガポールGP
ロケーション シンガポール市街地コース
ドライバー ダニエル リカルド
チーム レッドブル・ホンダ
執筆者 Valentin Khorounzhiy