リカルド「モンツァはお気に入りのトラック。自分のやるべき仕事ができた」
執筆: Charles Bradley
リカルドは、得意なブレーキ勝負でボッタスを第1シケインでかわして5位に入賞。彼はモンツァで自分の仕事ができたことに満足している。






レッドブルのダニエル・リカルドは、彼の前を守り続けていたウイリアムズのバルテリ・ボッタスを第1シケインでかわし、メルセデスとフェラーリの後をでフィニッシュした。オーバーテイクを成功させた時、ボッタスがユーズドのソフトタイヤを着用していたのに対し、リカルドは新品のスーパーソフトタイヤを装着。このグリップの恩恵を受けていた。
リカルドはスカイスポーツF1に対し、こう語った。
「それまでは長い道のりだったよ。バルテリがミラーで僕のことを確認しているのが見えたんだ。だから彼は、僕が後ろについていたのを知っていたと思う。でもバルテリはとても素直なドライバーで、ずる賢いドライバーがどんなことを考えるか知らなかったんだろうね」
「それはもう楽しかった。オーバーテイクした後、マシンの中で笑ったよ。最終コーナー以外のラップタイムは負けていたから、彼を抜けると確信していたわけじゃなかった。でも、ストレートでDRSを使ってプッシュして、シケインでブレーキ勝負したんだ」
リカルドに対し、今回のオーバーテイクは過去最高のバトルになったか訊いたところ、次のように答えた。 「今回は今回でよかったと思うけどね。でも、妙に心に残っているオーバーテイクは2年前の(セバスチャン・)ベッテルとのバトルかな」
「モンツァは僕のお気に入りのトラックなんだ。得意としている長いブレーキングゾーンがいくつかあるからね」
またレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、次のように話した。
「ダニエルは最終コーナーを出た後の長いストレートで、バルテリによるスリップストリームの助けが必要だった」
「ダニエルは自分の仕事にかなり満足しているし、彼はそうあるべきだと思う。イタリアGPでは我々の力を限界まで出し尽くして戦ったよ」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | イタリアGP |
ロケーション | アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ |
ドライバー | ダニエル リカルド |
チーム | レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Charles Bradley |
リカルド「モンツァはお気に入りのトラック。自分のやるべき仕事ができた」
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