
Formula 1 2018
リカルド、将来の決断を急がず「次の契約と自分のピークが重なる」
リカルドは、次に締結する契約が自身のF1でのピークと重なるため、将来に関する決断を急ぎたくないと語った。






レッドブルのダニエル・リカルドは、来シーズンが開幕するまで自身の将来に関する決断を下さないつもりでいる理由を語った。
リカルドとレッドブルとの契約は来シーズン末で終了する。しかしリカルドは、各チームからのオファーなどに関してより深く考えるために、来年のレースが始まるまで将来に関する決定を待ちたいと考えている。
レッドブルはすでにマックス・フェルスタッペンと2020年までの契約を締結しているが、リカルドが将来のことを決めるために来年の序盤まで待つ覚悟でいるという。
「来週か2週間後には、チームとは何度か話し合いをすることになると思う」とリカルドは話した。
「僕は一度家に帰ってクリスマスを過ごす。レースからスイッチをオフにしたい。早いうちにいろいろなことを知りたいけど、それを冬の間にやる必要はない」
「自分がそれを理解しない限り、物事が繋がっていないのに今後数カ月の間にサインをして良いのか、僕は大いに疑っている。答えはノーだ。すごいオファーをもらわない限り、そう話すつもりでいた」
「オファーに関することではない。誰が2019年にベストなマシンに乗るかだ。2019年がどう始まっていくのか、見てみる価値はある」
「クレバーになりすぎたくはない。僕はあらゆるオプションを持ちたい。どうなるのかを最後まで見届けるための十分な時間はあると思う」
またリカルドは、次に彼が締結する契約は彼がF1でピークを迎える年齢と重なるため、決断を急がず、間違った判断をしたくないと語った。
「これが、僕が決断を急ぐことを恐れている理由だ」
「僕がどんなサインをしようと、1年(契約)になることはない。複数年契約になりそうだと考えている」
「僕のキャリアにおけるピークの年は、おそらく次の契約と重なる。だから自分のドライビング能力と一緒にそれを最大限活用できるようにしたい。そういうわけで、僕は時間をかけたいんだ」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ダニエル リカルド |
チーム | レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Lawrence Barretto |