リカルド、ランク4位を失うも「次のレースまで時間が空く方がつらい」
執筆: Charles Bradley
最終戦リタイアに終わったリカルドは、ランキング4位を失ったことよりも、リベンジのチャンスがしばらくないことがつらいと語った。






レッドブルのダニエル・リカルドは最終戦アブダビGPの序盤、4番手を走っていたが、ピットアウト直後に油圧系のトラブルでリタイアとなった。その結果、4位に入ったキミ・ライコネン(フェラーリ)がドライバーズランキングでリカルドを5ポイント差で逆転。リカルドはランキング4位を逃す形となった。
ランキング4位を失ってしまったことについて、リカルドは『NBC』に次のように述べた。
「本音を言えば、あのクルマがあれば彼(ライコネン)がチャンピオンシップのはるか前を行っていたはずだ」
「だから、大したことだとは思わない」
マシントラブルによるリタイアが今季5度目となったリカルド。最終戦でのリタイアは、来季の開幕戦オーストラリアGPまで時間が空くこともあって、他のリタイアよりも精神的なダメージが大きいと語った。
「今回のリタイアは、おそらく他のものよりも痛いだろう」
「オースチンでのリタイアにもがっかりしていたけど、次の週にはリベンジのチャンスがあった。だけど今回は3月までそのチャンスがないんだ」
「単なる信頼性の問題だったから、それを避けるために僕にできることはなかった。正直に言って、シーズンの締めくくりとしてはかなりつらいものとなった。確かに何度かは良い時もあったが、結末は少し厳しいものだった」
【関連ニュース】
- アブダビGP決勝:メルセデス、圧倒のワンツー。ボッタス今季3勝目
- 会心アタックで4番手。予選に満足のリカルド「表彰台のチャンスはある」
- ライコネン、オーバーステアに苦戦「タイヤの挙動が安定しなかった」
- ルノーPU勢が直面するパーツ不足。アブダビの無事を”祈る”レッドブル
- リカルド、契約延長を焦らず。レッドブルは契約継続を希望も越年を覚悟
シェア
コメント
コメントを読み込む
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 第20戦アブダビGP |
ロケーション | ヤス・マリーナ・サーキット |
ドライバー | ダニエル リカルド , キミ ライコネン |
チーム | フェラーリ , レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Charles Bradley |
リカルド、ランク4位を失うも「次のレースまで時間が空く方がつらい」
シェア
コメント
Trending
2021/04/02
Albert Park Circuit Modifications Project
2021/03/03
Aston Martin AMR21 Unveiling
2021/02/15
2021年F1ニューマシン:マクラーレンMCL35M発表会|ライブ中継
2021/02/13
フェラーリ、2021年のF1マシン『SF21』を初始動
Trending 今日
スライドショー
Listen to this article