ルノー新PU、モナコGPデビュー決定。各チーム1基ずつか?

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ルノー新PU、モナコGPデビュー決定。各チーム1基ずつか?
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
2016/05/21 11:10

ルノーは、アップグレードされたパワーユニットを、モナコGPで使用することにゴーサインを出した。しかし時間的及び物理的な制約により、2チームに供給されるパワーユニットは1基ずつということになるようだ。

Kevin Magnussen, Renault Sport F1 Team RS16 and team mate Jolyon Palmer, Renault Sport F1 Team RS16 battle for position
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB12 as he exits the pit lane
Kevin Magnussen, Renault Sport F1 Team RS16
Max Verstappen, Red Bull Racing RB12
Max Verstappen, Red Bull Racing RB12
Max Verstappen, Red Bull Racing RB12

 予定を早めてモナコGPから使用するため、今週行われたバルセロナテストにおいて、ルノー製の新しいパワーユニットがテストされた。

 ルノーは予定を早めるのに十分な信頼性が確認できたことに満足しているが、このパワーユニットはそもそもカナダGPで投入が予定されていたもの。そのため、別の問題が引き起こされている。部品とレースまでの時間が不足しているため、ルノーは現時点では2基のパワーユニットしか準備できないのだ。

 ルノー製パワーユニットを使う4人のドライバー全員が、新パワーユニットを使うことは叶わないが、パフォーマンスの向上を最大限活かすために、ルノーは2基の新パワーユニットを持ち込むことを決めた。

 これによりレッドブルとルノーの2チームは、いずれのドライバーに新パワーユニットを使わせるのか、選択する必要に迫られることになる。これはまだ確認中ではあるものの、いずれもチャンピオンシップで上位につけるドライバー、つまりレッドブルならダニエル・リカルド、ルノーならケビン・マグヌッセン、ということになるだろう。

0.5秒のラップタイム向上効果

 ルノーのエンジンテクニカルディレクターであるレミ・タファンによると、新しいパワーユニットは「1周あたり0.5秒くらい」の効果があるという。

「オーストラリアでの最初のレースで使用したのは、2015年の終盤に投入したものを継続開発した”スペックD”のパワーユニットだった」とタフィンは言う。

「我々は幾つかのコンセプトを探求してきた。そして、2016年用のパワーユニットには、それを取り入れてきた。例えば、ターボだ」

「今回の新しいスペックは、その開発がさらに進み、燃焼システムに重要な修正が含まれている」

「これにより、ICE(エンジン)はパワーアップするだけでなく効率的にもなり、1周あたり約0.5秒の効果に繋がることになる」

「我々はこのアップグレードに対し、我々が持っているトークンのほんの一部を使った」

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