ルノー、クビサ復帰に確信持てず。「できることならもう一度テストを」

ルノーはインシーズンテストの際に、F1復帰に向けたクビサのポテンシャルを100%把握できなかったと語った。

 ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、ハンガリーGP後に行われたインシーズンテストではロバート・クビサのポテンシャルを完全に理解できなかったことを明かした。

 サマーブレイク前にハンガリーで行われたインシーズンテストに参加したクビサは、2018年のシート獲得に向けて印象的な走りを見せた。しかしルノーは、まだ彼については疑問の余地が残っているという。

 ベルギーGPの金曜日、アビテブールは、チームの抱えている疑問を解決するためにも再度クビサをテストさせたいと語った。

 しかしインシーズンテストは厳しく制限されており、レースウィーク以外でクビサが現行のマシンを走らせる機会はない。そのため、彼にとってはフリー走行1回目に出走することが唯一のチャンスとなっている。

 アビテブールは、「我々は慎重に、そして論理的にクビサの件を考えていくという話をしてきた」と説明した。

「これはPRの仕事ではない。我々は感情を抜きにして、このことを真剣に捉えている」

「ハンガリーでのテストからは、得たいと思っていた答えの全てを得ることはできなかった。それに、F1のテストはとても制限されている」

「彼自身や我々が求めるレベルで彼がもう一度レースをすることができるのか、ということを考えるためにも、ぜひともテストを行いたい。それが可能かそうでないのかということについては、考えていく必要がある」

 アビテブールは、それらの答えを求めるために必要な要素のひとつは、レース中の天候の変化やターン1での混乱など、しばらく彼が経験していなかった出来事を対処できるのかどうかを理解することだと考えている。

「1台しか走らないプライベートテストで、走行をコントロールできて、雨も降らなくて、ターン1での混乱もない状況でテストをする……これらのことが確認できないと、彼の復帰を決断できない」

「クビサがドライブできるかどうか、というのが不明なまま物事を進めたくない。それにこれ以上の憶測も生みたくない。ロバートの復帰に関心があったり乗り気だからという理由で、これ以上何かをしなければいけない義務を負う状況下にチームを置きたくない。我々はみんなロバートの復帰を見たいと思っているが、これは当然のことだ」

 現在では他チームの来年のドライバーラインアップが明らかになってきているが、ルノーも迅速な決断が必要になるかもしれないとアビテブールは語った。

「ドライバー市場では、フェラーリとマクラーレンが動き始めた。他のアナウンスも出てくるだろうと私は考えている」

「座ってくつろいでいるのではなく、我々のことは我々で決定したい。全ドライバーの情報を追いかけなければならない」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ロバート クビサ
チーム ルノーF1チーム
記事タイプ 速報ニュース