ルノー”トップ3入り”のための予算増加はなし。現行のまま4番手狙う

ルノーF1チームは、まるで次元の違うリソースを持つトップ3チームと争うために予算を増加することはないという。

 ルノーF1チームのチーフテクニカルオフィサーであるボブ・ベルは、現在の予算内で4番手のチームになれるということを証明しない限り、リソースが増えることはないだろうと述べた。

 2015年末にロータスF1チームを買収したルノーは、積極的にスタッフを採用し、F1チームのファクトリーをアップグレードするために大規模な投資を行ってきた。

 ルノーは2005年と2006年にタイトルを獲得したチームであるが、ロータス時代に財政状況が悪化したことなどにより、他チームと比較して設備においても著しく遅れを取ってしまっていた。

 彼らがワークス体制でF1に復帰した2016年、コンストラクターズランキングの順位は9位だったが、翌年には6位まで順位を上げた。しかしベルは、ルノーが次のレベルに到達するための投資を行う前に、自分たちが最高のチームになれるということを証明しなければならないと語った。

「我々のチームは、非常に賢明なマネージメントを受けている」

「それがわかるひとつの例は、我々が昨年チャンピオンシップで(コンストラクターズランキング)6位となったことだろう。将来的に何不自由なくランキング4位を維持するためにも、そういう位置につく必要があるのだ」

「フォースインディアはそれを達成したチームだ。我々もおおよそ彼らと同じようなリソースでもって同じ仕事をするべきだ」

「状況は明確だ。それができるまで、とりわけ我々がそれを達成できるということをルノー本社に証明できるまでは、彼らは人やリソースを増やすために小切手を書くことはしないだろう」

「我々はあらゆる段階で自分達の能力を証明しなければならない」

「それを終えれば、トップ3の中に入っていくこと、メルセデスやフェラーリ、レッドブルに追いつくことについての話を始めることができるだろう。そういうチームは、リソース面では別のチャンピオンシップを争っているようなものだ」

 また彼の主張によると、現在ルノーは設備などを限界まで拡張しており、一貫してトップ3以外のチームと争うのに適切であると思えるところまでしか拡大しないという。

 ルノーは、より低いコストでF1における成功を収めようと懸命になっており、ベルもコスト制限を公に支持している。

 彼は、あらゆるものに制限をかけることは、必ずしもルノーが急に規模を縮小させ始めなけれならないというわけではないと話した。

「もしF1に変化が起きてコスト制限を設けられたら、各チームにはそれに適応するための時間が与えられる。すぐにでも全てを小規模化するのなら、すでに少ない予算で作業を進めている我々にとって都合が良い」

「もう一度厳しい状況を迎えなければならない、と言っているのではない。願わくばそれに合意したい。それを慎重に判断している」

Additional reporting by Edd Straw

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース