







ルノーは今シーズン、難しいスタートを切った。そしてマシンの主要な部分のアップデートに注力しながらも、現在のコンストラクターズランキングは9位である。
しかし今後は、いくつかアップデートを投入するつもりであり、それによってパフォーマンスが向上し、より強力なチームになるだろうとチーム代表のフレデリック・バスールは考えている。
「ここ2、3レースを見ると、我々は改善してきたが、もう少し細かいところに目を向ける必要がある」
「セットアップやストラテジーを見直して、確実に以前のレースよりもいい仕事ができるようにしなければいけない。また、タイヤマネージメントについてももう少し理解が必要だ」
「直近のレースではたくさんのことを見てきて、深く理解してきたから、これを続けていく」
「コース上でも改善はしているが、レースペースを見ると、いつも予選の方が良いペースだ」
「つまり、土曜日の状況からもっとたくさんのことを学ばないといけないということだ。私たちは正しい方向に向かっているけど、改善する必要がある、より細かい部分を見つけないといけない」
チーフテクニカルオフィサーのボブ・ベルは、パフォーマンスを大躍進させることが難しいのは、多くのチームでも抱えている問題だと考えている。
「すべてのチームは、本当の意味でのパフォーマンスのゲインを見つけるのが難しいと分かっている。というのも、(パフォーマンス向上のための)最後のパーツを今のレギュレーションの中で見つけるのは難しい、というのが理由のひとつだ。そして、来年の大幅なレギュレーション変更に目を向けなければいけないというのも、また理由のひとつだ」
「私たちだけが苦労しているのではない。みんな苦労しているよ。とは言うものの、我々は自分たちの長所を見つけているし、それらを開発している。ハンガリー以降は本当によく進歩しているよ」
チームのリソースを今年と来年の分とどのように分配するのかと聞かれたベルは、次のように答えた。
「どう分配するかは難しいし、いつ今年から来年に焦点を切り替えるか次第だ。チームによっては、もう今年の開発を終えているし、我々はもう来年に向けて努力しているよ」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | ベルギーGP |
ロケーション | スパ・フランコルシャン |
ドライバー | ジョリオン パーマー , ケビン マグヌッセン |
チーム | ルノーF1チーム |
執筆者 | Jonathan Noble |