ルノー「将来的にPU供給事業を育成ドライバー支援に役立てたい」

ルノーはPU供給事業を通じて、ジュニアドライバーをF1にステップアップさせる支援ができないかどうかチームは検討する必要があると考えている。

 ルノーのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、ルノーのエンジン供給事業を通じて、ジュニアドライバーにF1へステップアップさせる支援ができないかどうかチームは検討する必要があると考えている。

 ルノーは2018年度のルノー・スポーツ・アカデミーのメンバーを確定。F2に参戦するジャック・エイトケンを筆頭とした8名の若手ドライバーの支援を行う。

 ルノーはこれまでロバート・クビサやヘイキ・コバライネンなどのF1へのステップアップを支援してきた実績がある。アビテブールは今の若手ドライバーを支援するために、エンジン供給事業をどのように活用するべきなのか検討する必要があると考えている。

 近年メルセデスは、ジュニアドライバーのパスカル・ウェーレインとエステバン・オコンのために、エンジン供給先のチームのシートを確保してきており、フェラーリはシャルル・ルクレールに2018年のザウバーのシートを用意した。

「素質のあるドライバーを確保し、F1に連れて行く準備ができた時は、我々も状況を確認する必要がある」

 そうアビテブールは語る。

「そのために重要になるのは、ルノーのエンジン供給事業をいかにして活用するかだろう。例えばメルセデスはエンジン供給とドライバー開発プログラムを関連させていると私は見ている」

「ルノーの場合、今年はマクラーレンとの交渉から始まり、レッドブルとの大きな交渉の末、(エンジン供給事業が)カルロス・サインツJr.の獲得に役立った」

「すでにあるこの繋がりが、今後ルノーのアカデミーから選出される将来のF1ドライバーのメリットになることを望んでいる」

 ルノー・スポーツ・アカデミー生で2017年タイトルを獲得したのは、クリスチャン・ルンドガードのみだった。ルンドガードはSMP・F4選手権とスペインF2シリーズの両方で勝利している。しかしアカデミーが設立された2016年以来、F1へステップアップを果たしたアカデミー生は未だいない。

 アビテブールは、現在ルノー・スポーツ・アカデミーはF1チームの再構築プログラムと並行して成長していると説明し、ドライバー開発計画には忍耐力が重要であると強調した。

「我々は満足できるレベルにあると思う。アカデミー生のレベルを見ても、文句のつけようがないだろう。ほとんど全員がそれぞれのシリーズで優勝するなど好成績を収めていた」

「マックス・ヒュートレル(フォーミュラ・ルノー・欧州カップで総合6位)の結果は少し及ばなかったが、彼にとってシリーズ初年度であったし、ルーキーにしてはベストな結果だった。我々が擁しているドライバーは、ルノーのアカデミープログラムが信頼できるものであると示している」

「(F1へのステップアップは)もう少し時間がかかるだろう。ドライバーの誰もが結果を出すことを期待される世界だが、わずか16歳のドライバーと働いているのだから、物事が進むのが遅くなるのは普通のことだ」

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この記事について
シリーズ F1
チーム ルノーF1チーム
記事タイプ 速報ニュース