レッドブルに追い風 ルノー、シンガポールGPでPUアップグレードか?
ルノーは、シンガポールGPでパワーユニットのアップグレードを準備しており、レッドブルは、メルセデスとフェラーリに追いつくことを願っている。








レッドブルは、ルノー製パワーユニットの出力不足のために、パワーの影響が大きいモンツァで行われたイタリアGPで、表彰台を争うチャンスがなかった。
しかしタイトなレイアウトで争われるシンガポールGPは、レッドブルのシャーシにより合っていると期待されている。さらに、パワーユニットのアップグレードが予定されているため、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが優勝をめぐって争うことができるかもしれない。
次戦シンガポールGPでのアップグレードの可能性を、motorsport.comが尋ねると、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「小規模なものになるだろう。聞くところによると、ルノーはトークンをいくつか消費するみたいだ。けど実際、ファクトリーは2017年のパワーユニットに現在かなりの力を注いでいる。だからメジャーアップデートではなく、ちょっとしたアップデートに留まる」
2〜3のトークンでパワーユニットのアップグレードを行うと同時に、さらなるパワー獲得のため、燃料サプライヤーのトタルが新しい燃料を持ち込む可能性もあるようだ。
モンツァの苦戦は織り込み済みとホーナー
ホーナーは、サーキットのレイアウトがレッドブルのパッケージに合わないモンツァで、メルセデスとフェラーリに差をつけられ、苦戦したのは驚きではないと語った。
「ここモンツァは、純粋に馬力勝負のサーキットだと考えている。低速のコーナーと長いストレートでできているからね」と彼は語った。「だから、パワーユニットの差が非常に明確に出る。誰にとっても驚きはなかったと思う」
「けど、我々は1年前より良いポジションにいる。ギャップを縮められている。これから訪れるサーキットの特徴は、我々のマシンにより合っていると期待している」
「シンガポール、マレーシア、日本、メキシコ。理論的にはこれらのトラックは、我々にとってかなり良いと思う」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | シンガポールGP |
ロケーション | シンガポール市街地コース |
ドライバー | ダニエル リカルド , マックス フェルスタッペン |
チーム | レッドブル・ホンダ , ルノーF1チーム |
執筆者 | Jonathan Noble |