レッドブル代表「ベッテルの日本GPリタイアは”致命的な打撃”」
レッドブルのホーナー代表は、日本GPでのベッテルのリタイアは、フェラーリとファンにとって”致命的な打撃”だったと語った。

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、日本GPでのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のリタイアは、最終戦まで激しいタイトル争いが続くことを期待しているファンにとって、致命的な打撃となったと語る。
ベッテルとフェラーリは、今季最終戦までタイトル争いを諦めないと誓う。しかし、ルイス・ハミルトン(メルセデス)はベッテルに対して59ポイントのリードを築いており、圧倒的な優位は揺るがない。
この事実についてベッテルがレッドブルに所属していた際のチーム代表であるホーナーは、ベッテルとF1ファンにとっては非常に悪いニュースだと語る。
「確かに彼らには、いくつかの不運があった」
そうホーナーはフェラーリの現状について語った。
「しかしセバスチャンには同情するよ。彼にとっては、タイトルを狙う上で致命的な打撃になったから。そして、ファンに対しても同様だ」
「夏休みの時点で、我々が予想していなかったような状況だ。当時は、エキサイティングな終盤戦になるように見えた」
フェラーリは直近の3レースで多くのポイントを失い、タイトル争いからは脱落しつつあるように思える。その事実は、フェラーリのマネジメントにプレッシャーをかけることになるかもしれないとホーナー代表は考えている。なぜ状況が悪化したのか、フェラーリのマネジメントチームはその理由を説明しなければならなくなる可能性があるからだ。
ホーナー代表は、フェラーリの内部でどんなことが起きるのか、正確に予想するのは難しいだろうと語った。
「外部からそれを判断するのは難しいと思う」
そうホーナーは語った。
「F1は技術に左右されるスポーツだ。クルマは非常に複雑で、物事を間違うこともある。我々は今年、パワーユニットでそれを経験してきた」
「チームによって、それに対処する方法が様々だ。フェラーリがどう反応するのか、それは私が判断するものではない」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 第16戦日本GP |
ロケーション | 鈴鹿サーキット |
ドライバー | ルイス ハミルトン , セバスチャン ベッテル |
執筆者 | Jonathan Noble |