レッドブル代表「ブリスターがフェルスタッペンの勝機を奪った」

フェルスタッペンは左フロントタイヤにブリスターが発生しており、その影響でハミルトンを攻めきれなかったという。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表によれば、マックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトン(メルセデス)を追いきれなかった原因は、左フロントタイヤにブリスターが発生したからだったという。

 フェルスタッペンは今年の日本GPを2位で終えた。彼は一時ハミルトンの真後ろまで迫ったが、最終的には1.2秒差でフィニッシュした。

 第1スティント、先頭を行くハミルトンは快調に飛ばし、フェルスタッペンとの差を一時5秒程度にまで広げた。しかし、フェルスタッペンが先にピットインしてソフトタイヤに交換したことで両者の差は縮まり、第2スティントの大半は3秒前後の差で進んでいった。

 しかしホーナー代表は、左フロントにブリスターが発生したため、この悪化を防ぐべく、ペースをコントロールする必要があったと語った。

「我々は35〜36周目頃から、かなりタイヤを労っていた。左フロントタイヤの内側にブリスターが発生し、広がっていったんだ。それはますます広がり、そして深くなっていった」

 そうホーナーは説明した。

「だからマックスには、3秒の差を維持し、乱流に巻き込まれ、さらにタイヤを傷つけないように伝えた」

「しかし、彼はそこに楽にとどまることができた。その後、VSC(バーチャルセーフティカー)が明けレースが終盤に近づくに連れ、彼は『攻めてもいいかい?』と尋ねてきたんだ。それで我々は『近づくのが賢明な場合に限り良いよ』と答えた。すると突然、彼はルイスのギヤボックスの真後ろに近づいたんだ」

「彼はフェルナンド(アロンソ)とフェリペ(マッサ)のバトルに出逢ってしまったのが不運だった。クリアラップだったら、彼は間違いなく(ハミルトンを攻めに)行っただろうからね」

「それがうまくいったかどうかは分からない。でも、オーバーテイクできる隙間があれば、彼は間違いなく飛び込んで行っただろう。でも、オーバーテイクはいつでも困難だ」

 ホーナーはフェルスタッペンがスタート時に履いたスーパーソフトタイヤに問題を抱えていたこと、レース後半に履いたソフトタイヤにもパンクの懸念があったことを明らかにした。

「最初のスティントで問題の兆候があったから、第2スティントが予定よりも25%長くなってしまった」

 そうホーナーが語った。

「心配していたんだ。シルバーストンでの(セバスチャン)ベッテルのことを考えれば、とても簡単にパンクしてしまうこともある。それについて少しだけ神経質になっていた」

 レース後、フェルスタッペンはレース終盤の”トラフィック”は、ハミルトンを抜くのに影響することはなかったと語った。しかし、タイヤを”破壊”しないよう労わる必要があったことを認めた。

「ピットストップの後、僕らはソフトタイヤで素晴らしいバランスが取れていた。そして、(ハミルトンとの差を)2.5〜3秒に維持することができた」

 そうフェルスタッペンは語った。

「でも、僕はもっと近付きたいとは思わなかった。フロントタイヤを壊すことになるからね、そして、最終的にそれが必要になる時のために備えておいた。僕が推測するに、全てが限界にあったと思う。でも、ほとんどのドライバーがそうだっただろう」

Additional reporting by Jonathan Noble

【関連ニュース】

 

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 第16戦日本GP
サーキット 鈴鹿サーキット
ドライバー マックス フェルスタッペン
チーム レッドブル
記事タイプ 速報ニュース