レッドブル代表、ラウダの”リバティ批判”に反論「根拠がなく不公平」

レッドブルのホーナー代表は、リバティ・メディアへの批判を繰り広げるニキ・ラウダの発言を「根拠がなく不公平だ」と評価している。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、F1の将来に関する方向性についてリバティ・メディアを批判するニキ・ラウダの発言は、「不公平」であると考えている。

 ラウダはブラジルGPの週末、F1の新しいオーナーであるリバティ・メディアが、F1をより成功させるための証拠を示すことができていないとして、F1の将来を心配すると共にリバティ・メディアを痛烈に批判した。

 ラウダの発言の背景には、新しいエンジン規則に関する論争、そしてF1の商業権収入の減少に関する複数のチームからの懸念が巻き起こっているということがある。

 ラウダはリバティ・メディアの手腕に懐疑的だが、ホーナーはこれを擁護。F1の将来像についての考え方を支持している。

 ラウダの意見に同意できるかと尋ねられたホーナーは、motorsport.comに次のように答えた。

「ニキのコメントは少し根拠に欠けており、不公平だと思う」

「F1はロス・ブラウンの下に複数の専門家を集め、そして共にチームを作り上げた。そして、適切な分析を行っている」

「素晴らしい決定が下されてきた。おそらくそれは、ニキが好むようなスピードでは進んでいないだろう。しかし、彼らのアプローチは正しいモノだと私は思う」

「ニキの発言は、厳しい時を過ごしている彼らに対して、不公平だと思う。彼らは仕事を始めてまだわずか9カ月に過ぎないし、完全な計画を提示していないのだから」

「このビジネスについて理解し、分析を行い、将来のF1がどのように見えるかを提示するには、時間が必要だろう。それを避けて通ることはできない」

 チームに支払われる賞金額が大幅に下落したことも、ラウダが批判を繰り広げる理由のひとつになっている。今季の賞金額は昨年よりも13%下落すると言われており、これは複数のチーム代表を驚かせた。

 しかしホーナーは、これはリバティがF1を改善するために行った投資の結果であると認識。今後チームが大きな利益を得るためには、忍耐が必要だと語る。

「リバティがいようがいなかろうが、そういうことは起きただろうと思う」

 ホーナーは賞金の減額についてそう語った。

「彼らは明らかに、基盤を作り上げようとしているし、このビジネスに投資している。彼らがやろうとしているのは、これまでバーニーを中心とした小さな構造でやってきたこととは、全く別のモデルだ」

「彼らはマーケティングのチームを結成し、適切なビジネスのための構造が置かれている。そしてもちろん、そのためのコストを負担することになる」

「しかし、もし熟考したりこのビジネスに投資しないのであれば、それは蓄積するつもりがないということだ。世界は急速に動いている。F1にその構造を作り上げるのは、重要なことだ」

「レッドブルとしては、彼らがやっていること、彼らのアプローチについて、何の問題もない。2021年以降の彼らの計画がどうなっているのか、我々は興味深く見守っている」

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シリーズ F1
チーム レッドブル
記事タイプ 速報ニュース