レッドブル、ドライバーふたりの戦いぶりを賞賛「素晴らしいペアだ」
レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、フェルスタッペンとリカルドの戦いぶりを賞賛し、ふたりは素晴らしいペアだと語った。











今シーズン、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはチームメイトのダニエル・リカルドより32ポイント少ない、ランキング6位でシーズンを終えた。しかし勝利数ではフェルスタッペンが2勝と、リカルド(1勝)を上回っており、予選でも13勝7敗。両者がフィニッシュを果たした7レースのうち、5戦でリカルドよりも上位フィニッシュを果たしている。
レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、motorsport.comに次のように語った。
「マックスは、本当に自分の仕事の質を改善している。特に土曜日だ」
「ダニエルとマックスの差が非常に小さいことが良くあった。それこそまさに、我々が望んでいることだ」
ハンガリーGPでは、スタート直後にフェルスタッペンがリカルドと接触してしまったことがあった。リタイアしたリカルドは激怒し、これがチームメイト間に亀裂を生じさせる出来事となる可能性もあったが、ホーナーはふたりがお互いにリスペクトしあっていると確信している。
「彼らはふたりとも、とても素晴らしいレースをしている」
「ドライバーして、ともに働く彼らは素晴らしいペアだ。基本的にふたりの間には尊敬の念がある。お互いを尊重しあっているんだ」
「コース上での彼らはライバル同士だし激しくレースをするが、リスペクトは欠かさず、チームのためにドライブしている」
フェルスタッペンが見舞われた信頼性のトラブルはシーズン前半に集中していたのに対し、リカルドにはシーズン終盤にトラブルが続発。ラスト4戦中3戦でリタイアを喫した。
ホーナーは、リカルドがこの状況にうまく対処できると信じており、シーズンを通じたリカルドのパフォーマンスを賞賛した。
「夏頃、我々が何も間違ったことをしなければ、彼は表彰台圏内を走っていた」
「残念なことに、シーズン後半の彼は不幸に見舞われた。それまでと同じく、素晴らしいポジションを走っていたにもかかわらずだ」
「メキシコではおそらく表彰台に上がれただろう。2位も可能だったはずだ。オースチンでも同じだ」
「彼にとっては厳しい結果だった。しかし彼の方が大人だし、以前にもこう言った不運は経験してきているので、うまく対処できると思う」
「彼自身は素晴らしいドライビングを見せたシーズンだった。彼が見せたオーバーテイクの動きは、驚異的なものだった」
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | マックス フェルスタッペン |
チーム | レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Lawrence Barretto |