レッドブル、フェルスタッペンとの早期契約は「気を紛らわせないため」
レッドブルは、フェルスタッペンとの契約締結を早期に行ったのは、周囲の推測などを排除するためだと語った。






金曜日、レッドブルはマックス・フェルスタッペンとの契約を2020年末まで延長したことを発表し、周囲を驚かせた。
フェルスタッペンはすでにレッドブルと2018年末までの契約を結んでいたが、今回この契約を締結したのは、様々な噂を止めるためだとレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは語った。
「気を散らすものや推測を排除するために、正式に話をした方が良かった」とホーナー代表はmotorsport.comに話した。
「チームは彼を留まらせたかったし、彼もチームに残りたがっていた。結局、契約延長はとてもシンプルなことだった。それに、不確かなものを取り除くことにもなった」
「我々がどのような立場にいるのか分かっている。マックスも自分の立ち位置を理解しているし、我々はできる限りベストなマシンを作ることができるはずだ」
今シーズン、フェルスタッペンはエンジンの信頼性に関してフラストレーションを抱えており、今週末も最低でも15グリッドの降格ペナルティを受けることが決まっている。しかしホーナーは、フェルスタッペンはレッドブルが将来何をするのかということについて完全に信頼していると主張した。
「彼は今年、チームの強さや、どうやってマシンを開発しているのかということを見てきた」
「彼はチームのしていることを信じている。このチームには強さと深みがある。それに彼は、チームの中で大いに居心地の良さを感じている。それは我々も同じだ。そして今の優先事項は、ダニエルもチームに留まるということを確定させることだ」
ホーナーは、レッドブルの2018年以降のエンジンに関する計画は決まっておらず、またルノーも供給を続けることを望んでいないが、そのことが契約を締結する上でのハードルにはならなかったと述べた、
「彼は我々の選択肢を知っているし、我々がチームのためにベストな決断を下せると彼も気楽に構えている」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | マックス フェルスタッペン |
チーム | レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Jonathan Noble |