レッドブル、リカルドとの契約延長を望む「彼はサポート役ではない」
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、2018年以降もダニエル・リカルドを起用することを望んでいる。







レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、2018年以降もダニエル・リカルドを起用したいと考えており、契約延長を望んでいる。
金曜日、レッドブルはマックス・フェルスタッペンとの契約を2020年まで延長したと発表した。これについては、レッドブルがフェルスタッペンをチームに留まらせることを優先し、長期契約を結びたがっていたのではないかと考えるものもいるようだ。
だがリカルド自身は、フェルスタッペンがこれほど早い段階で契約を締結してことに驚いていると認めていた。
チーム代表のホーナーは、「2018年以降もダニエルを留まらせたいという明確な意志がある」と話した。
「ふたりのドライバーをチームに残留させること、まさにこれこそが我々の目標だ。私にとっては過去最高のドライバーラインアップであり、グリッド上でもベストなラインアップだと思っている。我々は言うまでもなく彼らを起用し続けたい」
「時間が経てばわかるだろう。ダニエルはチームにとても満足しているし。我々が競争力のあるマシンを用意することができれば、彼が今後もチームに留まりたいと思うような信頼を得ることができるはずだ」
リカルドはフェルスタッペン以上にメルセデスやフェラーリのシートを得ることに心が傾いていると推測されているが、ホーナーはそういった考えを重要視していないという。
「彼はそういったチームに行ったとしても、同じ問題を抱えることになるだろう。レッドブルは彼の性格にとてもあっているチームだ。彼はとても平等に扱われていると考えており、彼がサポート役に回っているということもない」
「我々のやり方は、両方のドライバーに完全に平等な機会を与えるというものだ。他のチームだったら、サポート役に徹することになるかもしれないが」
また彼は、年内にはリカルドとの契約を締結したいと考えている。
「そうできることを願っている。もう一度言うが、彼の契約はあと12カ月以上も残っている。我々にはまだ少し時間があるのだ。だが適切な時期に、将来について話し合いたい」
すでに契約を締結したフェルスタッペンは、リカルドとの契約を延長したいと考えているレッドブルを完全にサポートするつもりだという。
フェルスタッペンは「とてもポジティブなことだ」と話した。
「僕はダニエルととてもうまうやれている。だから、そうなることがベストな筋書きだ」
Additional reporting by Jonathan Noble and Erwin Jaeggi
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ダニエル リカルド |
チーム | レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Adam Cooper |