レッドブル、2年間の賞金減額を覚悟「ビジネスには投資も必要だ」

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、2年間にわたって賞金減額の苦悩に直面する可能性があると考えている。

 今季からF1のオーナーを務めるリバティ・メディア。同社はF1の人気を高めるために追加の支出を行ったため、F1チームに分配される賞金額が減額されると言われている。その額は第4四半期で前年比合計4300万ドル(約48億6000万円)減になるという。そしてこれには、多くの関係者が懸念を表明している。

 しかしレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、他チームと同じようには心配しておらず、リバティ・メディアが投資から収益を得るための猶予を与えるべきだと語る。

「利益を蓄積するためには、ビジネスに投資もしなければならない。そして、リバティは今年、多くのことを学んでいる」

「彼らは今シーズンを終え、適切なスペシャリストを適切な位置に配置し、2021年に向けた計画を構築している」

「支出を批判するのは非常に簡単だ。そればバーニー(エクレストン)の方法とは、ちょっと違った考え方だからね。バーニーは、非常に小さな店を経営していた。彼がマーケティング担当であり、営業担当であった。独演会のようだったのだ」

「このビジネスを買収したリバティは、明らかに構造を整えている。彼らは将来も同様に分析しようとしており、それに関する費用がかかる」

「必然的に、2018年とおそらく2019年に影響を及ぼすだろう。しかし、2年後にそれは戻ってくるはずだ」

 ホーナー代表は、F1が新しいスポンサーを惹きつけるためには、プロモーションを強化する必要があると確信している。そしてアブダビGPを”退屈”と表現し、そのようなイベントがF1を助けることはないと語る。

「スポンサーを獲得するためには、魅力的な商品を持っている必要がある。そして魅力的な商品がない限り、スポンサーが付くことはない」

 そうホーナーは語った。

「コース上で行われていることと同様に、コース外で行えることによって、我々は素晴らしいブランドを惹きつけることができた。そして私は、F1は20年前に各チームが利益を挙げていた時と同じような健康状態にはないと思う。マシンには、素晴らしいブランドが付いていた」

「1997年と2017年のドライバー集合写真を比較すれば、関係する企業が大幅に少なくなっていることが分かる。そして我々は、スポンサーを惹きつけるために、より魅力的なショーを生み出さなければならない」

 約10年前の金融危機の後より、今の状況が難しくなっているかどうか尋ねると、ホーナーは次のように語った。

「世界が発展していくに連れ、選択肢が増えている。そのため、今は厳しくなっていると言わなければならない」

「より多くのプラットフォームがあるが、今我々が持っている商品は、素晴らしいモノではない。アブダビでのようなレースは、F1にとって最高の広告塔ではない。我々はそれよりも優れているし、F1もそれより優れている」

「確かに、それは20戦中1戦限りだ。そして、今年は素晴らしいレースもあった。しかし、常に学ばなければならない」

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この記事について
シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース