レッドブル、RB14のシェイクダウンを実施。メルセデスへの警戒怠らず

いち早く2018シーズンを戦うマシンRB14を走らせたレッドブルだが、依然としてタイトル有力候補はメルセデスだと警戒している。

 レッドブルは、発表されたばかりの新車RB14のシェイクダウンをシルバーストンで行った。タイトル奪取に向けて動き出した彼らだが、アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、メルセデスがタイトルの最有力候補であることに変わりはないと警戒している。

 19日にオンライン上でRB14を発表したレッドブルは、その日のうちにシルバーストンでシェイクダウンを行った。

 あいにく路面はウエットだったものの、元々フィルミングデーを利用した走行は厳しく制限されており、来週スペインのバルセロナで行われるオフシーズンテストの前に走行できたというだけで十分と言えそうだ。これまでのところ、すでにシェイクダウンを済ませているチームはレッドブルだけである。

 RB14にはいくつか興味深いデザインコンセプトがあり、特にサイドポッドの周りには積極的なソリューションが採用されている。

 しかしマルコは、依然としてタイトル獲得の最有力候補は4年連続でダブルタイトルを獲得しているメルセデスであり、レッドブルが彼らに挑戦できるような立場にいるとは考えていないと語った。

『Auto Motor und Sport』のインタビューでマルコは「ルノーのエンジンは今年、より信頼性が高く、パワーも強くなっていなければならない」と述べた。

「そして我々のシャシーが開幕から競争力を持っていたとしても、メルセデスは新しいエンジンを開発している。それにより、彼らのアドバンテージがさらに大きくなる可能性がある」

 一方で彼は、もしルノーのパワーユニットが彼らが述べている数値通りのパフォーマンスを発揮すれば、メルセデスとのギャップを縮めることが可能だと語った。

「もしエンジンがルノーの約束通りに作られていれば、間違いなくメルセデスに近づけるはずだ」

「我々はいつもシーズン後半にスピードを上げている。分析の結果、我々は新車を発表するのが遅すぎるということが分かった」

「(発表を遅らせ開発を行い)数百分の1秒のタイムを縮めたところであまり大きな意味はない。それよりも、シーズンに向けて準備が整っていることが重要だ」

 昨シーズン、メルセデスはルイス・ハミルトン、フェラーリはセバスチャン・ベッテルを優先しタイトル争いを進めた。ひとりのドライバーに注力することのアドバンテージについて訊かれると、レッドブルはそんなことはしないため、ドライバーズタイトルをレッドブルが争えると思っていないと、マルコは話した。

「それはアドバンテージになるが、チームに同じくらいの速さを持ったドライバーがチームにいれば、最高のパフォーマンスレベルまでお互いに切磋琢磨するだろう」

「そして、それがエンジニアやシャシーのレベルを押し上げることにもなる」

「限界まで攻められるドライバーがひとりしかいなかった場合、自分たちがどういう状態なのか、本当のところを知ることはできない。しかしふたりのドライバーがポイントを取り合うのは不利になるし、私は今年も我々がタイトルを争うような状況にはならないと考えている」

【動画】レッドブル、シルバーストンでRB14をシェイクダウン

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Helmut Marko
チーム レッドブル
記事タイプ 速報ニュース