”レンタル移籍”のサインツ「僕は自分のキャリアをレッドブルに任せた」

来季ルノーにレンタル移籍することになったカルロス・サインツJr.は、レッドブルが彼のF1キャリアをコントロールすることは問題無いと語った。

 カルロス・サインツJr.は7月にトロロッソ残留は”なさそう”と語り、移籍の可能性をほのめかした。姉妹チームであるレッドブルのシートが空かない状況だったからだ。その際にレッドブル上層部と彼の関係が緊張したが、結局契約延長オプションが行使された。サインツはトロロッソへの残留が決まり、彼にアプローチしていたとされるルノー移籍は幻に終わったかに見えた。

 しかしマクラーレンとホンダ、トロロッソ、ルノーの間で行われた2018年以降のパワーユニット交換に関する交渉の結果、サインツがルノーに1年後の買い戻しオプション付きの、いわば”レンタル”のような形で移籍することになった。

 サインツは、今週の『GPガゼット』のインタビューで、レッドブルが彼のキャリアをコントロールすることを問題だと思わないと語った。

「レッドブルがいなかったら、僕はF1にはいなかっただろうし、ルノーに行くという、僕のキャリアにおける新たな一歩も踏み出すことはできなかっただろう」

「僕は、彼らがどのように自分を扱うか、ある程度分かっている。この数カ月、僕の運命は彼らが握っていたけど、彼らはそれを完璧に解決した」

「すごく感謝しているし、僕はすでにそれを(レッドブルのアドバイザー)ヘルムート・マルコに伝えてある」

 サインツは、トップチームに移籍するという野心を持つべきだと主張し、レッドブルもそれを奨励していると語った。

「僕はトロロッソに全く不満はなかった」

「今年、自分が出している結果がそれを証明していると思う。チームに不満を持っているドライバーは、今季自分が残しているような成績は出せないだろう」

「それ(上位チームへの移籍)はただの野心だったし、とても野心的だったと自分でも思う。それにレッドブルも自分たちのドライバーが野心を持つことを望んでいる」

「7月にすべての状況が収まってから、僕はキャリアをレッドブルに任せた。彼らは彼ら自身と僕にとって本当にベストなことをやってくれた」

「だから、僕は今回の件でとても感謝しているんだ。彼らもハッピーだし、僕もハッピーだ。それに、僕はまだレッドブルの一員だ」

 サインツは、ルーキーにとってのトレーニングの場として位置付けられてきたトロロッソに3年在籍し、単にそこから巣立つ時だったと付け加えた。

「トロロッソは若いドライバーを育てて、レッドブルF1チームに入ることができるのに十分な経験を積むために作られたと思う」と彼は語った。

「僕がレッドブルに入るチャンスは全くなかったけど、別のチャンスが訪れた。使っているパワーユニットも同じだし、レッドブルも関係を持っているチームだ。そして、決定が下された」

「僕にとっていいことだし、レッドブルやルノーにとってもいいことだ」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー カルロス サインツ Jr.
チーム トロロッソ
記事タイプ 速報ニュース