予算制限に賛成のマクラーレン「”F1のため”なら特別ボーナス諦める」

マクラーレンのザク・ブラウンは、F1の収益配分見直しの一環として、現在手にしている”特別分配金”を諦めることに納得しているという。

 F1は、運営方法や商業的な権利に関する協定である『コンコルド協定』が失効する2020年以降について、収益配分を見直しを目指している。

 現在、フェラーリやメルセデス、レッドブル、マクラーレンは通常の分配金とは別に、コンストラクターズチャンピオンシップボーナスを受け取ることで合意している。

 2017年、マクラーレンは約3000万ドル(約33.7億円)のボーナスを受け取っており、フェラーリは3500万ドル(約39.3億円)、レッドブルとメルセデスはそれぞれ3900万ドル(約43.8億円)を受け取っている。

 マクラーレンのエグゼクティブディレクターであるザク・ブラウンは、たとえ”ボーナス”の受け取りを諦めることになったとしても、条件を平等にするために予算上限を設けるというアイデアをマクラーレンは支持していると述べた。

「マクラーレンについて言えば、予算制限に賛成だ」

「我々はそれが重要だと考えている。他のほとんどのスポーツにはそういったものがあるし、公平な条件が整えられている」

「そしてそれは、特別なボーナスを受け取っている4チームのうちのひとつである我々が、ある程度の妥協を強いられることになると認識している」

「しかし、F1が最終的に健全になることで、我々にも利益があると感じている」

 フェラーリは、2016年に約3億3000万ポンド(約500億円)もの予算をつぎ込んでおり、チャンピオンを獲得したメルセデスも2億6500万ポンド(約401億円)を投じているという。それに比べ、ザウバーの予算は9500万ポンド(約144億円)だったようだ。

 ブラウンは、フェラーリやメルセデスが予算制限の導入を妨げていると感じるかと問われ、次のように答えている。

「予算レベルを上げる余裕がある人々は、それを維持するためにできることは全てやっていると思う。なぜなら、それが彼らに競争力においてアドバンテージを与えているからだ。だが、それはサッカーの試合でフィールドに選手が2人多くいるようなものだ」

「我々、F1は”同じサイズのバット”で戦えるようなシナリオを得る必要がある」

 ブラウンは何らかの形での予算上限を導入することは避けられないと示唆したが、その数字は慎重に議論する必要があるとも語った。

「ある種の予算制限や上限が導入されると私は思う」

「それに設定される数字は、チームがよりマネジメントしやすくなるようなものである必要がある」

「このスポーツ(F1)ではそういったことはこれまで行われてきていないが、何らかの方法で予算を管理するか、いくつかの分野の予算に上限を設けることになるだろう。私は、もっと早くそうするべきだったと考えている」

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この記事について
シリーズ F1
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース