予選後のメルセデス、「明日の脅威はスーパーソフトタイヤのレッドブル」
予選をフロントロウで飾ったメルセデスのふたりは、予選後の会見で明日のレースについて語った。






メキシコGP予選でフロントロウを飾ったメルセデス勢。タイトル争いのために何としてでもポールポジションをもぎ取らなければならなかったルイス・ハミルトンと、そのハミルトンに0.25秒下されたニコ・ロズベルグが、土曜日を終えた後の会見で予選でのフィーリングと、明日の決勝への意気込みを語った。
ルイス・ハミルトン
「今週末は今のところ良い感じできている。Q3ではポールポジションは取れたが、満足はしていない。Q3の最初のアタックも、2回目のアタックもタイムロスをしている。3つのセクターが上手く繋がらなかった。それが出来て入れば0.3か0.4秒はタイムが縮まっていたはずだ」
「決勝レースは、第1コーナーまでの距離が非常に長いのでスタートがいつも以上に重要になる。しかし、メルセデスはロングランのペースが優れており、タイヤも良い状態のものが残っており、良いレースが出来ると思う。レッドブルはスーパーソフトではメルセデスよりロングランが良かったが、あのタイヤは劣化が早いので大丈夫だと思う。ソフトタイヤはフラットスポットを作らないように気をつければ、攻撃的なレースが可能だと思う。メキシコでは僕はまだ勝ったことがないので、今年は大観衆の前で是非勝ちたい」
ニコ・ロズベルグ
「今週はリズムを掴むまでに少し時間がかかった。しかし、予選の最後はクルマも素晴らしく走りも上手く纏められたので、ルイスの方が少し速かったけれど、まずは満足だ。ポールポジションが取れなかったのは残念だけど、最前列だから文句は言うまい。第1コーナーまでが長いので、何かしら可能性はあるはずだ。今年のレースを振り返れば、ポールポジションが全てではないと言うことも分かる」
「レースは激しい戦いになるはずで、気をつけなければいけないのはレッドブルだと思っている。メキシコのファンは情熱的で、コースを走っていると最高の気分になる」