低い路面温度が、カナダのレッドブル最大の敗因

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、カナダGPでの苦戦は、パワーユニットではなく低い路面温度の影響によるものだと語っている。

 ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンのふたりは、モントリオールの週末、メルセデスとフェラーリに対峙し、優勝すら目指すことができるという期待を持っていた。しかし彼らは、タイヤからペースを引き出すのに苦労し、表彰台を逃す結果となってしまった。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、何が起きていたのかを振り返った。

「正直に言うと、今日のコンディションにより、タイヤを作動温度領域まで発熱させることができなかった」

「サーキットの気温は16度だった(F1のタイミングアプリ上では、気温12度、路面温度20〜23度であった)。そして、スティントの後半には、より多くのトラブルを抱えた。我々は、タイヤを使いこなすための広いレンジを持っていなかったんだ。確かに、メルセデスとウイリアムズは1ストップで走りきったが」

「フェラーリは2ストップだった。今回のようなレンジの中で、戦略を探すのは非常に難しかった」

「彼らのマシンは、このように寒いコンディションでも、伝統的に多くの力をタイヤに入れることができる。そして、タイヤが作動する適切な温度を得るためのアシストになっている」

パワーユニットの改善は”正しい方向性”

 パワーが求められるサーキットではこれまで、レッドブルはメルセデス製パワーユニットを使うチームに太刀打ちできないと思われていた。しかし今回は、最終的な結果こそ伴わなかったものの、前進の兆候を感じ取っているという。カナダGPは、1周あたり0.5秒の効果があると言われていたルノーの新しいパワーユニットを、ふたりのドライバーが揃って使う、初めてのレースだった。

「ストレートラインの速度を見れば、正しい方向へ進んでいるのが分かる」

 ホーナーはそう語る。

「我々はまだ、前進するための多くのモノを持っている。しかしとにかく、パワーの要求が大きいこのサーキットでは、1年前と比べて大きく進歩した。昨年の予選では、我々は1.5秒トップから遅れていたんだけど、今年は0.3秒だったんだ」

「だから、今回は正しい方向への第一歩だったと思う。フェラーリが強くなるサーキットも行くつかあるだろう。そして願わくば、それよりも多く、我々が強いサーキットがあるといいね」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ダニエル リカルド , マックス フェルスタッペン
チーム レッドブル
記事タイプ 速報ニュース